2009.09.14

出羽の海部屋の朝稽古を見学

墨田区界隈の地域SNS「下町めぐり」さんの企画で、出羽の海部屋の朝稽古を見学する会に参加してきました。

朝の8時半に両国駅に集合し、点呼や説明があった後、5分ほど歩いて現地に到着。正面ではなく建物脇の入口から履物を脱いで入り、稽古場全体を見渡せる一段高い座敷に座りました。入るとすぐに鬢付油の香りが漂ってきました。

稽古場では10人ほどの若い力士達が、体に汗を光らせ、砂まみれになって稽古をしていました。勝ち抜き形式でぶつかりあう力士、四股を踏見続ける力士、柱に向かって黙々とテッポウを続ける力士。稽古場の空気は、ピンと張りつめていました。聞こえるのは、体と体がものすごい勢いでぶつかる音、寄り切られた力士の苦しそうなうめき声くらいです。その様子をじっと見つめている親方の背中も迫力がありました。

親方の一声で稽古が終わると、その空気が少し緩みました。こちらもふと我に返って時計を見ると、あっというまに1時間がたっていたと気づきました。とてもいい経験でした。

「下町めぐり」の出羽の海部屋のページ
http://machimegu.jp/spots/542

出羽の海部屋公式ホームページ
http://www.dewanoumi.com/

出羽海部屋公式ブログ
http://ameblo.jp/dewanoumi/

普天王関のブログ
http://ameblo.jp/futenou/

一緒に参加した小山 隆さんのブログ
http://apalog.com/street_research/archive/1111

写真1枚目は、出羽の海部屋の看板。堂々たる書体で好きです。2枚目は出羽の海部屋の正面入り口。見学者は脇の入口から入ります。3枚目は、帰りにみんなで食べた国技堂のおせんべいアイス入りクリームあんみつ。こまかく砕いたおせんべいのおかげでアイスが和風の味になっていて面白い。おいしかったです。


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2009.08.02

中国出張 (北京+)上海編

中国出張から帰ってきました。
おいしいものを食べすぎたせいかお腹を壊してしまい最後は大変でしたが、体調も戻りました。

北京での日程は最後が週末になったので明の十三陵と万里の長城へいきました。また上海では上海環球金融中心(上海ヒルズ)にも上りました。もちろん月曜日からはインタビューの仕事も順調にこなすことができました。

この出張では何度もtaobaoが話題になりました。このtaobaoに関するやりとりを反芻してみると、ウェブ上のサービスが「信頼」をいかに担保するのかが中国のインターネットサービスでは大きな関心事であるということが分かってきます。人口が多く流動的であり発展途上の中国社会は、商取引の契約や製品の原材料表示など、社会に対する「一般的な信頼」が低いため、相手の真正性を確認し、取引を確実に成立させるためにITを活用しようという意識が強いようです。これはとても興味深い、掘り下げ甲斐のあるテーマです。

以下、北京の週末と上海滞在中の写真をいくつか。
北京同様、ちゃんと仕事はしましたよ(笑)。

Min
明の十三陵に向かう神道。さまざまな動物や家臣の石像が800メートルにもわたって並んでいる。

Chojo
万里の長城は、夏休みということで満員電車並みの混雑。中国人観光ガイドと口論になったり、たくさん割り込まれたりぶつかったりで大変な目に遭いました。

Shanghai
上海環球金融中心(上海ヒルズ)最上階にある、世界で最も高い場所にある展望台からの眺め。

Cha
お土産を買いに行ったお茶屋さんで使われていた手の形をしたユニークな小物。

Sfp
上海ソフトウェアパークのビル。ここでOuku.com(欧酷网)というECサイトを展開している黄社長にお会いしました。米国で学びGoogleを経て中国で企業したという経験をお持ちの方で、米国と中国のIT企業ではビジネス慣習や経営者の考え方ががどう違うのかという話が非常に面白かったです。

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2009.07.26

中国出張 北京編

いま、出張で中国に来ています。
北京と上海で色々な方にお会いしてインタビューをするという仕事をしていて、北京での日程が終わったところです。

北京に来たのは3度目ですが、暑い季節は初めてです。火曜日から金曜日までは空が霞んでいることが多くすっきりしませんでしたが、週末はよく晴れて夏らしい空になりました。東京の夏の気候よりは少し乾燥していていて、少し日差しが強いように感じます。

仕事の日程は順調にこなしています。IT企業や研究機関などを訪問したほか、村上龍の「JMM」で連載をしているフリーランスライターのふるまいよしこさんと、社会学者の高原基彰さんともいろいろなお話をすることができました。お二人といろんな話をできたことが個人的には嬉しかったです。

そして今のところの収穫は、中国にはこちらが思い描くような「情報社会論」の研究はほとんどないということ、情報通信産業では激しい競争主義の民間ベンチャー企業に進む人がいる(これまでの2回の出張ではこちらに注目していた)一方で、国営企業や公務員を目指す安定志向の人たちが増えていること、などなど。

以下、北京滞在中の写真をいくつか。
基本的に仕事をしているときは写真を撮らないので、移動中や仕事の後に撮ったものです(ちゃんと仕事はしています!)。

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鼓楼近くの胡同(路地)は伝統的な街並みが残っている。しかし、どこもかしこも工事中。

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中年のおじさんには、上半身裸かシャツをまくり上げてお腹を出している人が多い。鼓楼近くにて。

Beijing3
后海のあたりの店は、おしゃれな土産物屋とカフェに変わっていた。2年前に行った時は古い店も残っていたんだが。

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自転車タクシーは后海のような一部の観光地でしか見られないらしい。ただし后海では次から次へとものすごい台数が運転中。

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后海。たくさんのボートが出ていた。中には泳いでいる人たちもいた。

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旧正月に大火災があったCCTVのビル。左側のビルは使い物にならないのだけれども、壊すのも容易ではないらしい。

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鬼街というグルメ街。食べ物がおいしくてついつい食べ過ぎになってしまうので困ります。

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2009.06.22

九州創発塾

8月7日・8日に佐賀で開催される「九州創発塾」というイベントに講師として参加することが決まりました。学会でもないし地域情報化系イベントともちょっと違う雰囲気なので、どんなことになるのか楽しみにしています。

まず、7日は茂木健一郎氏が司会のパネルディスカッションに出てお話しをします。全体的なテーマが「ソフトパワーで繋ぐ新しい九州~地域の技術・ブランドを武器に~」というものなので、そういう話題になるでしょう。いい機会なので一般論ではなく「九州のソフトパワー」についてネタを仕込んでいこうと考えています。

そして8日は分科会 「共有・共感・協働~ネットがはぐくむ地域力」で講師を務めます。7日の話題を引き継ぎながら、ネットと地域について幅広いお話ができるように準備していくつもりです。また、他の分科会がみんな「実地見学会」という楽しそうな企画をしているので、こちらも負けずに何か仕掛けを考えたいと思っています。

九州方面の方はぜひぜひご参加ください。


 ■九州創発塾  http://www.sohatsu.jp/

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2009.03.01

地域SNS研究会合宿

日記を書くのが遅くなりましたが、先週末、地域SNS研究会合宿というイベントを開催しました。

一人の発表について1時間半ずつくらいじっくりお話しすることができて、とても充実した内容だったと思います。地域SNS全国フォーラムがユーザーのお祭りとして充実してきた(たぶん今度の第4回はかなり楽しいと思う)ので、研究についてはこういう合宿討議を続けていきたいと思いました。


2日間の合宿の皮切りは「下北沢ブロイラーSNS」の黒田さんが、これまでの経緯や特徴を説明しました。また下北沢ブロイラーSNSにスパムが来た時のログの解析も紹介され、スパマーの動きが手に取るように分かりました。下北沢ブロイラーSNSについては、私が「都市型の、ゆるやかな人間関係を狭い地域で実現する SNS」と位置づけ、トリ@名古屋大学さんが「意外に盛り上がっている」ことをデータで証明しました。

つぎに、榊原さんが「ラブマツ」の紹介をしました。ラブマツでは毎週オフ会(オン会)があり、SNS上ではほぼ全員が顔写真を掲載し、子供も参加しています。匿名性が低く、オンライン・オフラインで非常に活発なコミュニケーションをしていることが分かりました。こんなに「顔が見える」地域SNSが存在しているということがわかったのは、とても大きな収穫だったと思います。これは近いうちに取材に行きたいと思いました。

それから、名古屋大学の鳥海さんが、地域SNSの人間関係や盛り上がりを定量的に把握する研究を紹介しました。あみっぴぃ、モリオネット、下北沢ブロイラーSNSのデータを比較することで、地域SNS・小規模SNSの平均経路長(ある人からある人まで到達するのに必要なステップ数)、クラスタ係数(友達同士が友達である確率)、同類選択制(同類ごとに複数の塊になっているか、全体でひとつの塊になっているか)がよくわかりました。アクティブユーザー分析も、とても独創的な研究で、しかもわかり易く実際に使える研究だと思いました。この研究はとても参考になると思います。

そして最後に私がこれまでの研究を紹介し(詳細は省略)、「あみっぴぃ」の虎岩さんが最近のあみっぴぃの状況を紹介しました。あみっぴぃでは高知や秋田など県外からのアクセスが増えているんだそうです。

以上、ざっと合宿を振り返ってみました。
本当に充実した2日間でした。来年度も企画したいと思います。


※写真は亀戸天神の梅です(合宿とは関係ありません)。
Ume

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2009.01.18

有事を想像する

17日、兵庫県の地域SNS「ひょこむ」などOpenSNPというSNSプログラムをASPとして使用している地域SNSが連携して、大震災を想定した防災訓練がおこなわれました。

兵庫県の山崎断層を震源とする地震が実際に起きたことを想定して、その時の状況を各自がイメージし、仮想の被害状況報告や仮想の救援情報発信などをやりました。

 「山崎断層地震ひょこむ防災ネット」コミュニティ
 http://hyocom.jp/community.php?bbs_id=413

 「鎮魂の日」14回目の防災への誓いと実践
 http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=73749

この訓練では「コトろぐ」という、Twitter的なミニブログツールが活用されました。OpenSNPユーザーが地域SNSの壁を越えて、コミュニケーションを出来るツールです。いざという時に、このような地域を超えた(しかし基盤は地域SNSなので弱い紐帯がある)コミュニケーション回路がどう活用できるのかということが今回の訓練の、一つのチャレンジでした。

それから、訓練のときには通常、シナリオや役割分担があらかじめ用意されていたりしますが、この訓練ではそういうものはほとんどありませんでした。各自が自分の置かれた状況を自分で想像して書き込み、他の人が書いたことに即興的に反応していきました。これは、訓練としてとても意味のあることだったように思います。

というのも、私もショージ@ハマッち!(横浜市)のユーザーとして参加してみましたが、じつは大震災を身近に経験したことがない私は何をすればいいのかわからず、ずいぶん考えてしまい、なかなか書きこみができませんでした。けっきょく、「OpenSNP以外の地域SNSのみなさんに情報を流してみます」というようなことを書きこみましたが、それが意味あることだったのかどうか、自分の役割を果たしたことになるのかどうか、もやもやとしたものが残りました。

そして、こうして訓練してみないと、その時に何をすればいいのかということを想像もしないものだということを強く感じました。せっかく地域SNS という情報基盤と人的ネットワークがあるのに、これがいざという時にどう使えるのか、自分は何ができるのか、ということを日頃から想像して、たまに訓練しておかないと、宝の持ち腐れになるかもしれません。


Youtube上に掲載されている当時のニュース映像が↓にあります。これを見ながら、自分なら何をするだろうか、地域SNSは何かに使えないだろうか、と考えてみることをおすすめします。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090117_great_hanshin_awaji_earthquake/

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2008.11.06

「隣人祭り」訪問日記

10月22日、パリの「隣人祭り」本部へ行き、隣人祭りの創始者であるアタナーズ・ペリファンさんと、隣人祭りを日本に紹介した南谷桂子さんにお会いしてきた。地域SNSをきっかけとしたイベントや活動を、ネットを使わない人々やネットを必要としない人間関係とも関連させていくにはどうすればいいのか、あるいは地域SNSの取組みで生まれた人のつながりを一時的なものにしたくないと思った時にどんなことができるのかということを考えていた時に出会ったのが、この「隣人祭り」だ。

ペリファンさんには、体調の悪い中、しかも予定の時間をオーバーしてお話をいただくことができた。著書から受けていた印象のとおり、隣人祭りの意義やフィジカルな関係の重要性など大きく理念的なことを雄弁に語り、かつ具体的な実例を次から次へと話してくださる方だった。こちらの関心であったインターネット上の人間関係と地域社会の関係についても、Peupladeをはじめ、いくつかの取り組みをご紹介いただいた。今後の研究を深めるうえでとても参考になった。

それから、調査へ行く前に予想していたとおり、「隣人祭り」とパリのSNS「Peuplade」は連携していることがわかった。Peupladeの運営者、社会学者のナタン・スターン(Nathan Stern)さんが、ペリファンさんに協力をお願いしたり相談したりする関係らしい。ペリファンさんは「彼は午後からここに来るよ」「彼が隣人祭りの運営キットを作ってくれたんだ」などとおっしゃっていた。

その後、南谷さんと食事をしながら、フランスと日本の「人付き合いの仕方」の違いについてお話しした。地域の人間関係が希薄であるという状況はフランスも日本も同じだが、フランスの人々の方が「ひと時」を楽しんだらまたパッと自分の空間に帰っていくという傾向があるのに対して、日本は朝まで飲むとか、できるだけ長い時間一緒にいるというようなより粘度の強い関係(悪く言えば同調的で「なかなか帰れない」べたべたした関係)になりがちな傾向があるのではないか、という印象を持った。あくまでも印象論だけれど。

隣人祭り本部からの帰りに、お土産としていただいたのが、なんとシードルの酒びん1人1本ずつ(笑)。こんなおしゃれな発想に隣人祭りの(あるいはパリの?)「センス」を感じた。

※研究的な内容は「月刊広報」の連載コラムに書く予定です。

Rinjinmatsuri

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2008.06.22

鹿児島市へ行ってきました

Yamagataya
鹿児島県の地域SNS「NikiNiki」の取材のため、鹿児島市へ行ってきた。写真はホテルの近くの鹿児島市街の様子。芝生の中を走る路面電車なんて、ヨーロッパの都市みたいだと思った(よく知らないけど)。奥の洋風建築は山形屋デパート。

Candlenhk
天文館のあたりのアーケードも結構にぎわっていた。そして、そこでは地域SNS「NikiNiki」の参加者などがかごしまキャンドルナイトの宣伝をテレビで放送してもらうためのリハーサルをしていた。

続きは地域SNS研究会へ。

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2008.06.19

NIKINIKI

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鹿児島に来ている。鹿児島テレビが運営している地域SNS「NIKINIKI」の調査のためで、午後から鹿児島テレビでヒアリングをし、夜には地域SNSから生まれた「SNSカフェ めいさん」にうかがう。

NIKINIKIは、あまり知られてないかもしれないが、会員数3000人でオフ会も盛んだし、ポータルサイトも充実している。地元の店で割引してもらえるリストバンドがあったりもして、とても興味深い事例だ。

暑いし、雨が降っているなので、空気がモワーッとしている。あっ桜島が見えた!

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2008.03.22

「つながりの先の未来へ」(地域SNSイメージフラッシュ作品)公開

いま地域SNSで起きていることや地域SNSが出来ることを表現し、今後の可能性を展望するための素材として、フラッシュ作品『つながりの先の未来へ』を作成しました。

フラッシュ作品の閲覧は、画像をクリックしてください。

pict.jpg

また今後、地域SNS研究会では、地域SNSの将来を展望する際のヒントになりそうな素材も公開していく予定です。


※これらは、昨年度末から今年度にかけて活動をした「2010年の地域SNS」研究プロジェクトの成果に基づいています。ご参加いただいた皆さんに感謝します。
http://www.glocom.ac.jp/project/chiiki-sns/2007/03/2010sns.html

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2008.02.15

第2回地域SNS全国フォーラム、やります

私がこの2年ほどメインの研究テーマにしている「地域SNS」の全国イベント、「第2回 地域SNS全国フォーラムin横浜」を2月28日・29日に開催することになりました。私は「地域SNS研究会(http://www.glocom.ac.jp/project/chiiki-sns/)」を主宰しているということで実行委員長をおおせつかりました。

今回のフォーラムには、いまのSNS業界の最先端で動いている方々や、総務省の地域情報化アドバイザーの方々、各地の地域SNSの運営者など沢山の方が参加してくださいます(詳細は公式サイトをご覧ください)。ぜひ、たくさんの方にご来場いただき、熱気や関心の高さを肌で感じていただければと思います。またマスメディア、ブログ、SNS等でのご紹介は大歓迎ですので、ぜひ告知にご協力をいただけますと幸いです。コメントや解説などが必要な場合は私のメールアドレス(shoji(atmark)glocom.ac.jp)までご連絡ください。

よろしくお願いします。

◆イベント概要
第2回地域SNS全国フォーラム in 横浜
~持続可能なコミュニティ基盤へ~
▽日時
2月28日(木) 9:30~16:30
 パシフィコ横浜会議センター5階小ホール
2月29日(金) 9:30~16:30
 横浜市開港記念会館 、 なか区民活動センター
▽主催
第2回地域SNS全国フォーラム in 横浜実行委員会
▽共催
イベント創造プラットホーム運営委員会 横浜市(調整中)

詳細は以下↓(公式サイト)で。
http://plat.yokohama150.jp/forum/
※私の挨拶の動画がアップされています。ご笑覧ください。

「横浜で「地域SNS全国フォーラム」-全国のSNS運営者が集合」
http://www.hamakei.com/headline/3003/

「人をつなぐ地域SNS 2月28、29日に全国フォーラム」
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_mina/machi/02_14.html

前回のレポート
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070913/281853/

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2007.12.26

地域活性化のために「人」をつなげ

政策空間に原稿を書きました。

地域活性化のために「人」をつなげ
http://www.policyspace.com/2007/12/post_687.php

ITによる地域活性化

地域活性化は、現在もっとも重要な政策課題のひとつだ。福田内閣が設置した「地域活性化統合本部会合」は2007年11月に「地方再生戦略」をまとめた。本稿ではその中にも挙げられている「情報技術の活用」による地域活性化について考えたい。

「地方再生戦略」は、IT戦略本部が作成した「ITによる地域活性化等緊急プログラム骨子」を推進し、さまざまな施策に取り組むと表明している。具体的には2007-08 年度を「支援強化期間」とし、各省庁に施策を前倒しで実施するなど取組の加速化や拡充を求めている。

1月からの通常国会や2008年度予算は、地域活性化にかなり力を割いたものになるだろう。だが国が描いた絵を実行に移すためには地方自治体の役割が決定的に重要だ。地方自治体には、地域活性化のためにITインフラの整備や利活用の促進などの計画を前倒し、積極的に国の支援策等を活用することが求められる。


地域社会を機能させるもの

ITの活用に大きな予算が付く、というと新たなバラマキ型公共事業ではないかという批判がある。確かに緊急性の無いデータベース入力作業などを雇用対策として行った例はあるし、大規模な公共システム開発を行うIT企業に対して「ITゼネコン」などと批判を向ける声はある。そのような批判は当たっている部分もあるが、IT業界が持つ構造的な問題もあり、ここでは深く立ち入らない。それよりも、これから行われる「ITによる地域活性化」に何が求められるかを考えてみたい。

地域活性化を語るときに、「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」という用語をたびたび耳にする。「地域の活性化はソーシャルキャピタルの醸成によってもたらされる」とか、「ソーシャルキャピタルが豊かな地域は元気がある(安全・安心である、景気がいい等)」などといった使われ方をする。地域活性化には、この「ソーシャルキャピタル」というコンセプトがカギであるという考え方をする人が少なくない。

ソーシャルキャピタルについてはさまざまな研究があるが、ロバート・パットナムという政治学者が行った「Making Democracy Work(「邦題:哲学する民主主義」、1993年)」という研究が代表的である。彼は、1970年代にイタリアで進んだ地方分権について研究し、地方政府がよく機能した地域は、自発的な市民活動が根付き活発で水平・平等主義的であると考えた。

このときに彼が、「人々の協調行動を活発にし、効率を高める社会的特徴」として位置づけたのがソーシャルキャピタルだ。これは「信頼」、「互酬性規範(互いに与え合う意識)」、「市民参加のネットワーク」などによって構成されていて、ソーシャルキャピタルが充実している地域では、地域経営が効率的に機能しうまくいくという。これらを踏まえて彼は、アメリカ社会でソーシャルキャピタルが低下し地域が衰退しているという指摘を行った。

パットナムのソーシャルキャピタル論は、日本の地域社会を考える際にも参考になる。もともと日本の地域社会には、「結」や「講」やさまざまな中間組織が存在し、「信頼」、「互酬性規範」、「市民参加のネットワーク」の源となっていたと考えられる。だが近代化が進むと社会分業や地方行政が発達し、旧来の仕組みは衰退した。地域社会は自律性が低下し、「政府の指示や知識、中央の資源」に頼って全国どこでも画一的な姿になるような地域経営を行った。その中で町内会や業界団体など、新たな中間組織が整備されたが、近年は既得権化したり機能不全に陥ったりしていて衰退傾向にある。また特に都市部では人々の流動性が高いため、協力関係がなかなか構築されず、危険や不安感が高まっている。
今後の地域社会を考えると、もはや「政府の指示や知識、中央の資源」に頼って生きていくことはもはやできなくなってしまったといえるだろう。少子高齢化が進みグローバルな競争が進む中で中央は地方を支えきれなくなっている。地域社会は政府や中央になるべく頼らず、自ら課題を分析し、目標を定め、自前の知識や資源で問題を解決していく必要がある。


ICTで「人」をつなげ

ただ、衰退が進む地域社会にいきなり自立を求めるのは難しい。政府は、地方分権や税源の移譲などを進めているが、パットナムのイタリア研究やソーシャルキャピタルの議論を踏まえると、これからの地域社会にとって「人々の協調行動を活発にし、効率を高める」ことや、そのために「信頼」や「互酬性規範」や「市民参加のネットワーク」を育てることがきわめて重要ではないかと思えてくる。行政などとともに地域経営を機能させるための中間組織を生み出し、活性化させ、それらの連携を機能させるような「ネットワーク型のガバナンス」を作り出すこと、と言い換えてもいいだろう。

ICT(ITに「Communication」を加えた「ICT」という言葉の方がこの場合は適切だ)による地域活性化も、使われないシステムの構築や、技術主導の実験事業に大金をつぎこむのではなく、「人」をつなぎコミュニケーションを活発化させること、そして信頼や互酬性規範や参加ネットワークの形成を支え、ソーシャルキャピタルを醸成するために行われるべきだ。

ネット上のコミュニケーションでは助け合いの精神がしばしば機能しているし、さまざまな情報や体験を共有することで、人々が互いの信頼感を高めることもある。ネット上のコミュニケーションからサークルや団体など新たな中間組織の活動を生み出した例もたくさんある。ICTの利活用というのは、実体のないバーチャルな世界の話ではないし、若者が遊んでいるだけの世界の話ではない。ICTこそ、人々の協調行動を活発にし、地域社会を活性化する基盤となる可能性がある。地域活性化のために、ICTで「人」をつなごう。

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2007.12.02

増殖する米国の地方自治体

先日、「社会情報学会」の研究会で「日本の地域社会におけるコミュニティガバナンス ー実践・課題・展望ー」という発表をした際に、米国の地方自治体制度についてとても面白い話を聞いた。その発表によると、近年、米国では地方自治体が「増加」しているのだそうだ。市町村合併を促して自治体を減らしている日本とはまったく逆の方向へ米国は進んでいる。

参考:米国の自治体制度
http://staff.aichi-toho.ac.jp/okabe/ronbun/jichius.html

そもそも米国の自治体というのは、住民が自治体を作ると意思表示して初めてできる、市民団体や自治組織みたいなものなのだそうだ。だから、住民がそういう合意形成をしていない地域に基礎自治体はなく、米国には自治体のない地域に住んでいる人もたくさんいる。たとえばカリフォルニア洲では、人口の 18%にあたる600万人が自治体のない地域に住んでいるそうだ。しかしそういうところに新しい自治体を作る動きが広がっている。

けれども発表を聞いていて気づいたのだが、ソーシャルキャピタル論のロバート・パットナムは2000年ごろ、米国で地域社会の崩壊が進んでいて「独りでボウリングする」ような人が増えているという指摘をしていた。その情報に基づいて日本でもソーシャルキャピタル論がブームのようになっているのだけれど、どうも事情はそう簡単ではないらしい。

ロバート・パットナム「孤独なボウリング ―米国コミュニティの崩壊と再生」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E3%81%AA%E3%83%9C%…

日米で自治体の人口規模を比べてみると、日本は1万人~2.5万人の自治体がもっとも多く、このあたりをピークとする山の形(正規分布)になるのに対して、米国では1000人未満という最小単位の自治体が最も多くなっている。

日本でも江戸時代には7000以上の自治体があったというけれど、その当時の自治体はおそらく米国のような数百人や数千人規模の小自治体だったはずだ。また、地域SNSもじつは、数千人という規模がどうも最適規模かもしれないと私は考えている。いろいろな事例を見ていると、数十万人規模を目指している地域SNSはないし、「ひょこむ」を主宰する和崎さんは「1000人を超えたころから雰囲気が変わった」と指摘している。そう考えると、自然に人が集まって話し合い、参加型で地域を経営しようとしたら、1000人~数千人くらいの規模が最適なのかもしれないと思えてくる。

市町村合併が進むと、ほとんどの自治体が数万~数十万人規模の都市になる。しかし、実際にさまざまな問題解決のためにボトムアップ的な住民のパワーを使うとするならば、自治体の下部に数千人規模くらいの小規模な地域社会をもう一度作り直していくことをしなければ、地域社会はうまくまわらないのではないだろうか。そうだとすると、数千人の新たな地域社会のコミュニティの基盤として、地域SNSや地域ブログ等のサービス・ポータルサイトとはまだまだ発展の可能性があるのかもしれないと思った。

こういう議論と最近よく聞く「ソーシャルグラフ」の話を結びつけたら面白い研究になるだろうなぁ。

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2007.09.02

地域SNS全国フォーラム

31日(金)、兵庫県公館にて地域SNS全国フォーラムが開催されました。当初の想定300人を大幅に上回る約550人の参加者が集まり、大変な盛況でした。

2006年1月に初めて調べたときには全国でも12ヶ所くらいしかなかった地域SNSがこんなに急増したことだけでも驚きなのに、自治体関係やNPO、ビジネス、研究者といった方々はもちろん、ユーザーとして関わっている方々までもがあんなにも熱烈に地域SNSのことを受け止め、真剣に考えているということに、研究者という立場を忘れて興奮を覚えました。

とりまとめをさせていただいた「兵庫宣言」でも書いたけど、今回、各地域でさまざまな取り組みをしている方々、地域の課題を持ってSNSの活用を検討している方々が一同に会することで、たくさんの新たな「つながり」が生まれました。おそらくここからいろいろな取り組みや交流が創発するでしょう。そしてそれは今後の地域SNSの発展にとって大きなプラスをもたらすと思います。参加者のみなさん、講師・発表者のみなさん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。

次回は3月に横浜で行われる予定です。私は次は全国のみなさんをお迎えする側として関わることになると思いますが、たいへんだなと思いつつ、何をやろうか、どんなことになるんだろうかと楽しみでもあります。

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会場の兵庫県公館。奥に、兵庫の地域SNS「ひょこむ」から生まれた「ひょこむカー」が見えます。

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井戸兵庫県知事の挨拶の後に行われた全体会「地域SNSが、地域を変える、社会を変える」。遠藤薫氏(学習院大学教授)のコーディネートの下、岡田真美子氏(兵庫県立大学教授)、田中敦仁氏(総務省自治行政局時事政策課情報政策企画官)、牧慎太郎氏(兵庫県企画管理部長)、和崎宏氏(ひょこむ主宰)が議論しました。

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終了後に行われた交流会。京都山城地域のSNS「お茶っ人」の皆さんが盛り上げてくれました。

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2007.07.06

地域SNSについて180分話す

昨日、目白大学の人間社会学部地域社会学科というところの授業にゲストでお招きいただきまして、地域SNSについて90分講義をしてきました。来週、もう1コマやりますので、地域SNSについて180分(90分×2コマ)お話しすることになります。

講演などでお話しするのはせいぜい長くても60分ですから、90分もこのテーマで話すというのは初めてで若干不安でした。しかし、やってみると意外に話すことはあるもので、昨日の段階では全く問題ありませんでした。

昨日の内容は

 -情報社会学について
 -SNSについて
 -地域情報化について
 -地域SNSの事例紹介
    ドコイコパーク
    表参道コムニット
    あみっぴぃ

で、自治体が運営する地域SNSについてや、地域SNSの分類、分析、将来展望などはまだほとんど話していません。まだまだ話すことはあります。

授業が終わって、学生たちから感想を書いたシートをいただきました。帰り道の電車の中でこれを見てみると、ほとんどの学生がびっしりと感想を書いてくれていまして、大いに関心を持ってくれたことが分かり、ちょっと感動しました。

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それから明後日、横浜で行われる下記のイベントでお話しします。
ご関心のある方はぜひおいでください。

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                公開トークセッション
         『SNSは地域活性化の役に立つのか? PART-2』
   ~テスト運営中の横浜の地域SNS『ハマっち!』の今後の展開を考える~
                【入場無料】 
       7月8日(日) 15時~18時 横浜市中区「ZAIM」にて開催
  詳細は----->> http://sns.yokohama150.jp/community.php?bbs_id=80
**********************************************************************ver.2*

 「ハマっち!」登録メンバーの皆さま

 「ハマっち!」の試験運営にご協力いただきありがとうございます。

 市民のイベントの現場づくりを応援する「イベント創造プラットホーム運営委員会」は7月8日(日)、『横浜のコミュニティデザインと地域SNSの活用』をテーマに公開トークセッションを行います。

 全国各地で急増している地域SNSの取り組みや、地域情報化の現状・課題や認識を共有し、現在、2009年の横浜開港150周年の関連事業として進みつつある横浜の地域SNS「ハマっち!」の構築運営実験実証事業(3月下旬より試験運営中)の今後の展開について「ハマっち!」運営チームとゲストスピーカーによる意見交換を行います。

 来場者の、今後の地域活性化や地域情報化の活動に役に立つ情報の交換と人的交流ができる場づくりを目指します。皆さまのご参加をお待ちしています。

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◆実施内容

▽タイトル:公開トークセッション
       『SNSは地域活性化の役に立つのか? PART-2』
▽日時:2007年7月8日(日) 15:00~18:00 (14:45 受付開始)
▽場所:「ZAIM」別館2階202号室(横浜市中区日本大通34、関内駅・日本大通駅5分) 
     http://za-im.jp/php/modules/info/rewrite/tc_7.html
▽料金:無料(参考資料、麦茶付)

◎トークセッション参加者
 和崎宏氏(わさきひろし)    ※ハマっち!運営チームメンバー
  SNS「ひょこむ」主宰者
http://hyocom.jp/
  株式会社インフォミーム 代表取締役
http://www.memenet.jp/

 庄司昌彦氏(しょうじまさひこ) ※ハマっち!運営チームメンバー
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)研究員
http://www.glocom.ac.jp/j/
  地域SNS研究会 事務局
http://www.glocom.ac.jp/project/chiiki-sns/

 原聡一郎氏(はらそういちろう)
  横浜市民メディア連絡会 事務局長
http://www.y-cmc.com/
  NPO法人横浜シティアートプロモーション 代表理事
http://www.ycan.jp/archives/2006/12/ycap.html
  横浜市市民活動支援センター運営委員
http://www.npo-c-city-yokohama.jp/

 宮島真希子氏(みやじままきこ) ※ハマっち!運営チームメンバー
  神奈川新聞 デジタルメディア局
http://www.kanaloco.jp/
  mediajam.LLC
http://www.kanaloco.jp/

 渡辺保史氏(わたなべやすし)
  智財創造ラボ シニアフェロー
http://www.kanshin.jp/chizai/

 
 ゲスト(交渉中:他地域のSNS運営者、横浜市内のSNS運営者)


◎進行
 杉浦裕樹氏(すぎうらひろき)  ※ハマっち!運営チームメンバー
  NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 常務理事
  ヨコハマ経済新聞 編集長
  イベント創造プラットホーム運営委員会 委員

◆セッションの内容
1) 地域SNSの最新レポート (庄司昌彦氏)
 「10分でわかる地域SNS最前線」

2) 事例報告-1(杉浦裕樹)
 「横浜 地域SNS『ハマっち!』の試験運営で見えてきたこと」
  ・横浜で進行中の「横浜地域SNS構築運用実験事業」の現状と展望

3) 事例報告-2(和崎宏氏)
 「兵庫県 地域SNS『ひょこむ』の運営で見えてきたこと」
  ・信頼と連携の「コミュニティ活動支援型地域SNS」サイト運営の取組みから

4)事例報告-3(ゲスト:調整中)
 「地域SNSの立ちあげについて(仮)」

5) 意見交換1:「横浜の地域SNSが目指すところ」
  ・市民の創造力を発揮するイベントのプロジェクトマネージメントツールとして
  ・市民活動/生涯学習活動の支援ツールとして
  ・行政からの情報を効率的に伝えるメディアとして
  ・災害時の情報提供メディアとして

6) 意見交換2:「『ハマっち!』を活用したコミュニティの活性化について」
  ・SNS「ハマっち!」の のれん貸し機能を活用したSNSの設置について
  ・「ハマっち!」の地図情報を活用した展開について
  ・SNSサイト運営と連動する地域のリアルアクションについて

7)「地域SNS全国フォーラム」のお知らせ
  ・8月31日(金)に神戸市中央区の兵庫県公館で開催予定のフォーラムについて
http://sns.yokohama150.jp/community.php?bbs_id=83

【参考】
▽イベント創造プラットホーム パンフレット
http://sns.yokohama150.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=1765&bbs_id=80&res=11835
18583
▽ 横浜地域SNS構築運用実験事業(イベント創造プラットホーム運営委員会)
http://www.kaikou150.jp/sns.html
▽ 公開トークセッション『地域活性化にSNSは役に立つのか?』(2006年9月10日開催)
http://yokohamalab.jp/archives/2006/09/910sns_1.html

※ セッション終了後に、交流会を予定しています(参加自由・飲食実費)
※ 出演者プロフィール、関連情報、参加申込は↓
http://sns.yokohama150.jp/community.php?bbs_id=80

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◆主催:イベント創造プラットホーム運営委員会
「ハマっち!」運営チーム http://www.kaikou150.jp
    問い合わせ:イベント創造プラットホーム運営委員会事務局
       電話:045-662-8231 メール:info@kaikou150.jp
◆協力:ZAIM

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2007.02.24

おらほねっと

ご招待をうけて長野の地域SNS「おらほねっと」に登録した。このSNSは、上田にある長野大学の主導で運営されている。

妻が長野出身なので、僕にとって長野は身近な地域だ。おらほねっとはスタートして間もないのでまだまだ地元情報はほとんど掲載されてないのだけれど、他の地域SNSよりもすごく居心地がいいのはそのせいだろう。さっそく、何回か行ったことのある「びんぐし湯さん館」という立ち寄り温泉を登録したりしてみた。このSNSは、これからよく使うようになるかもしれない。

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2006.09.07

『地域活性化にSNSは役に立つのか?』

下記セッションに出ます。僕は5分で地域SNSの最新動向を語るという役割が与えられてるんですけど、そんなことできるかなぁ。ドキドキしています。


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   9/10(日) 公開トークセッション『地域活性化にSNSは役に立つのか?』
      ~mixiの登録者数が561万人、米国myspaceは7500万人超~
    16:15~、横浜・日本大通りの新しい創造拠点「ZAIM」2階で開催
        詳細は----->> http://yokohamalab.jp/weblog/
**********************************************************************ver.1*

 地域SNSの運営者や運営を検討している方、地域情報化に関心がある皆さま

 9月10日(日)、横浜でSNSの運営を検討中のプロジェクト担当者や、地域活性化のた
めのSNS運営に関心がある人による「横浜SNS研究会」と、横浜都心臨海部の新たなコ
ミュニティの形成過程を文化芸術創造都市へつなげる仕組みづくりの実践的研究に取
り組んでいる「中西地域コミュニティ形成コンソーシアム」の主催により、「地域活
性化にSNSは役に立つのか?」 をテーマにトークセッションを行います。

 最近、全国各地で急増している地域SNSの取り組みや、ここ数年の地域情報化の現状
と課題や将来展望等を、それぞれの発表によりお互いが知り、認識を共有することを
目的とするセッションです。会場に来てくださった方々の、今後の地域活性化や地域
情報化の活動に於ける情報系の設計や運営に役に立つような、情報の交換と人的交流
ができる場づくりを目指します。

 尚、今回のセッションは、全国から市民メディアの担い手や研究者等が集まる、市
民メディアサミット(全国市民メディア交流集会@よこはま06)で行われる43のセッショ
ンの中の一つのプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしています。

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【市民メディアサミット「セッション」『地域活性化にSNSは役に立つのか?』】

▽日時:2006年9月10日(日) 16:15~18:45 (16:00受付開始)

▽場所:「ZAIM」別館2階202号室 (横浜市中区日本大通34) 
    http://za-im.jp/php/modules/info/rewrite/tc_7.html
▽料金:2,000円 (9月10日市民メディアサミットの全セッションに参加可能)

▽テーマ:「地域活性化にSNSは役に立つのか?」

◎パネリスト
 三浦博子氏(みうらひろこ)
  財団法人まちみらい千代田 企画総務チームリーダー

 田中 美乃里氏(たなかみのり)
  慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 助手・SFC研究所所員
  特定非営利活動法人 地域魅力 理事長
  独立行政法人防災科学技術研究所 客員研究員

 三浦伸也氏(みうらしんや)
  社団法人川崎地方自治研究センター 研究員
  かわさき市民アカデミー 講師
  独立行政法人防災科学技術研究所 客員研究員
  東京大学大学院情報学環・学際情報学府 博士課程(吉見俊哉研究室)

 杉山幹夫氏(すぎやまみきお)
  特定非営利活動法人 シビックメディア 専務理事
  北海道東海大学 非常勤講師

 庄司昌彦氏(しょうじまさひこ)
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)研究員
  地域SNS研究会

 杉山昇太氏(すぎやましょうた)
  保土ヶ谷まちづくり工房 運営委員
  中西地域コミュニティ形成コンソーシアム メンバー
  横浜市中区総務課統計選挙係長

◎座長
 鈴木伸治氏(すずきのぶはる)
  横浜市立大学国際総合科学研究院 準教授
  横濱まちづくり倶楽部
  横濱ジェントルタウン倶楽部

 ※ 出演者プロフィール、関連するSNS・Webサイトの情報、参加申込は
        ----->> http://yokohamalab.jp/weblog/ で

◆セッションの内容

1)ゲスト講演
「千代田区 地域SNS『ちよっピー』の運営で見えてきたこと」
  ~夜間住民4万人、中間住民80万人の千代田区のSNSの取組みから~
  講師:三浦博子氏(財団法人まちみらい千代田 企画総務チームリーダー)

2)横浜で進行中のSNS運営構想・プロジェクト、横浜SNS研究会の取組紹介

3)「地域活性化」についてのアンケート結果紹介(横浜SNS研究会)

4)意見交換1:「地域活性化」とは? ~目指すところとそのための手法~

5)「5分でわかる地域SNS最前線」~「地域情報化」と「地域SNS」最新レポート~
  講師:庄司昌彦氏(国際大学グローバルコミュニケーションセンター 研究員)

6)各地の地域情報化の取組み事例紹介
  ・1.「川崎」の事例、2.「藤沢」の事例、3.「札幌」の事例          
   
7)意見交換2:地域情報化のためのSNS運営モデルや運営上のポイントについて
  ・SNSサイトの運営体制と機能について
  ・SNSサイト運営と連動する地域のリアルアクションについて

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参考】市民メディアサミット(全国市民メディア交流集会@よこはま06)

 メディアが変わる。市民が変える。
  横浜で「第4回市民メディアサミット06」

 メディアへの市民参加を実践する団体が全国から一堂に会する「市民メディアサミッ
ト06」が9月8日から10日までの3日間開催される。情報の受け手であった市民が送り手
となることで世の中はどう変わるのか。市民メディアの展望と可能性を各界のエキス
パートが様々な角度から検証し、社会制度の中へどう組み込んでいこうとする市民メ
ディアサミットとは?。(ヨコハマ経済新聞 エリア特集より)
http://www.hamakei.com/special/127/

     ★      ★
当日午後に同じ会場(「ZAIM」別館202号室)で、「あなたも特派員~インターネット生
中継入門」というプログラムが、白石草氏(NPO法人OurPlanet-TV共同代表)らにより行
われます。こちらもよろしければぜひ。以下、案内文です。
--
世界中どこにいようが、インターネットさえ繋がっていれば、誰でも映像を配信し、
生中継できる時代に入った。講座では無料のストリーミング配信ソフト「Winows
Media Encoder」を利用して世界へ情報発信するための技術と分かりやすいリポートの
習得を目指す。
※今後、国内外のオルタナティブメディアなどと連携して本気でライブ配信に取り組み
たい市民メディア代表者やコアスタッフ向けの内容
http://alternative-media.jp/nstyle/blog/sessiontable/article/atc00000075

▽全国市民メディア交流集会@よこはま06 公式サイト
http://alternative-media.jp/

     ★      ★
当日、参加者・来場者の活動を紹介するチラシやパンフレット等を設置するテーブル
を用意しますので、希望する方はご利用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ※ 出演者プロフィール、関連するSNS・Webサイトの情報、参加申込は
        ----->> http://yokohamalab.jp/weblog/ で

▽主催:横浜SNS研究会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1104260
    中西地域コミュニティ形成コンソーシアム(横浜市大 地域貢献促進費事業)
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/press/data/060703res.html

▽問合せ:横浜SNS研究会 070-6454-4933 yokohama-sns-kenkyukai@yokohamalab.jp
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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2004.12.10

元国家公安委員長に執拗な職務質問をしてしまった警察官

日刊スポーツ:「あいつ怪しい」元警察トップに職質にあるように、白川勝彦氏(元衆議院議員、自治大臣、国家公安委員長)が渋谷で警察官に執拗な職務質問に遭遇し、この件を彼のサイトで紹介している。

※この件は後輩のT君に教えてもらいました。ありがとう。

僕はここ2年ほど、空港でICタグを利用するというプロジェクトに関わっている。これは利便性を高める新しいビジネスとして注目されているが、テロ対策とも関係があり、僕自身は米国の本土防衛関連の政策動向を調べたり、「監視国家」「監視社会」論を勉強しながらいろいろ考えている。

監視技術の利用についても、「やましいところがなければ隠すことは無いはずだ」という論理が使われることがある。でもそれは本当か。本当だとしても、そういう論理に基 づいてあれこれ詮索されるようになることは不快ではないのか、と思う。

答えはもちろん「不快」だ。だが、こと航空機テロ対策とか出入国管理となると 甘いことは言えないというか、間違いは許されないので、(↓のエントリーのように)監視を強化したり所持品検 査を徹底したり、指紋などの生体情報を取得したりするという方向になってきている。

じゃあどうすればいいのか、ということについての答えは僕は今のところ持っていない。ただ、この件について考えながら、まずは批判するべきところは批判して、運 用する人間にこの警察官のような勘違いをさせないということが重要ではないか、と 思った。法を運用する人間の勝手な勘違いを批判した、という意味では白川氏の行動を支持したいと思う。

※べつに元国家公安委員長であろうとなかろうと何が正義であるかということは変わらないので、そんなに一生懸命「俺は元国家公安委員長だ」とアピールしなくてもいいんじゃないかと思いましたけど(笑)。その一方で警察官が国家公 安委員長という職についてよく分かっていなかったというのもどうかと思いました。

※しかしこの警察官が言うように、おそらく渋谷の街の犯罪も、けっこう大変なこと になっているのではないかと推測します(よく知りません)。割れ窓理論のように、小さな犯罪を潰していくことが有効なのも確かなので、彼らにはdue processに基づいてしっかり仕事をして欲しいと思います。また、渥美東洋ゼミOBとしては、渋谷の街に関わっている多くの人々を、犯罪をなくすための取組みに巻き込んでいく必要があるんだと思いました。それがコ ミュニティ・ポリーシングではないかと。(渋谷では既にいろいろやってるということは少し知ってます)

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2004.10.29

「自前主義がもたらす愉の世界」

先日書いた「唯愉(ゆいゆ)」に生活日報さんからトラックバックいただきました。

「唯愉」を紹介している本とかあるだろうか。ぐぐっても出てこない。

僕に「唯愉」を教えてくれたGLOCOMの丸田さんにうかがったところ、丸田さんが最近出された本『地域情報化の最前線 ― 自前主義のすすめ―』の第4章「自前主義がもたらす愉の世界」をお読みいただきたい、のことでした。実は僕もまだ読んでいませんでした。これから読みます。

それから、

この、「人と協働することが手段ではなく目的となる」って感じはなんだかわかる。でもそれはともすると、協働の単位ごとで閉鎖的になりそう。構成員が重要な気がするから。
とのことですが、わたくし個人として思うには、確かにそういう面もあると思います。しかし、少なくとも地域情報化について草の根的な活動をしている人たち同士は非常に波長が合うようで、閉鎖的な印象は受けません。

私自身はそういった方々とのお付き合いが浅いので、まだまだその理由は分かりませんが、とりあえず今後も、自発的で非営利な協働活動がますます活発になっていくのは確かでしょう。そうだとすると、組織の「公開性/閉鎖性」とか、盛り上がりを続けるための「インセンティブ」とか、そういった組織の振る舞いに関することが今よりも更に大きな関心になっていくのではないかと思っています。

、、、なんかうまく書けませんでした。
まずは本を読んで考えます。

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2004.09.20

御茶の水「穂高」

御茶の水の「穂高」という喫茶店に行きました。店内はその名の通り山小屋風で、外が暗くなってきてからは、電球色の明かりの下、とてもいい雰囲気でした。040918_1745.jpg

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2004.09.09

小岩駅北口再開発

109469078600012770_04-09-09_08-58.jpg小岩駅の周りには、あやしい店が軒を連ねる場所がいくつかある。北口の東側にもそういう所があって、夜になると片言の日本語で「おにいさん、マッサージいかがですか~」「のみにいきませんか~」と声を掛ける中国風の女性が辻ごとに立つ。どうせ一杯で酔うので飲み放題は魅力的でないし、何より店が汚くて怪しそうなので足を止めたことはない。けれどもそういう場所の存在自体は嫌いではない。毎日違うネタで客引きをするお兄さんはたまに面白いし、身を寄せあってミャーミャー鳴く子猫たちもかわいい。実は、そこを通るのは密かな楽しみだった。再開発で無くなるのは少し惜しい。


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2004.02.25

ラドリオと神保町の新しい動き

僕は「カフェ」とか「喫茶店」と言われるところで仕事をするのが好きだ。休日でも外出する時には仕事の書類やノートパソコンを持っていって、ついでに喫茶店に寄ることにしている。

で、最近は、神保町をふらふら歩くことが増えている。最近行ったお店でよかったのはラドリオだ。昔から有名なお店らしいが、初めて行って、その包まれるようなこじんまりとした雰囲気が大好きになった。

ついでにラドリオについて検索してみたら、昔ながらの喫茶店が若者の「行きつけの店」にという記事が日経に出ていた。この記事によると、店主は25歳の方らしい。

客層に変化が起きたのは一昨年夏に鳥井さんが店主に就任してから。当時鳥井さんは23歳。カフェブームに押され経営的に行き詰まったり、後継者が見つからないケースが多い喫茶店の世界では極めて異例の出来事だった。

 店主就任にあたり「自分色に(店を)染めよう」と思った鳥井さん。「常連客が高齢になっていくなか、若者を引き付け新たな常連客を探し当てる」ことを目標に、カクテルを100種類に増やしたり、「長居できるように」と100円でコーヒーのお代わりも始めた。さらに、かつてはシャンソン喫茶として知られた同店だが、若者がなじみやすいジャズに切り替え、ジャズライブも誘致した。

 外観や内装の赤茶レンガやいす、ランプなどは開店当初のまま。来店する若者は決まってそんな店内を物珍しそうに眺めるという。歴史を生かしたままサービスを変える。これまでの取り組みが実を結び始めた、と鳥井さんは実感している。

たぶん、僕が行ったとき元気に店内を動き回っていた人だと思う。この人は、神保町のどんなところに魅力を感じたのだろうか、と興味を持った。

ちなみに、神保町のもう一つの顔である古書店街にも、新規の出店が続いているそうだ(朝日新聞:「神田の古書店街、逆風でも店増加 脱サラ・転職組が進出」)。神保町の新しい動き、面白そうだ。

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2004.02.18

(アキバ)交通博物館が移転

今朝の朝日新聞によると、JR東日本が運営している「交通博物館」が2007年度中に大宮へ移転することになったそうだ。展示スペースは現在の2倍になり、名称を「鉄道博物館」と変えるらしい。

うーん、「秋葉原=オタクの街・趣味の街」として期待している僕にとってはちょっと残念なニュース。
鉄ヲタの人たちはどう思うのかな。

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2003.12.15

趣都

初めてトラックバックがついた。
うれしいので引用しながら考えてみる。

アキバとオタクセントリズム

森川氏の論に批判が無いわけではない。タイトルのつけ方を見てもわかるように、この論自体がオタクセントリズムのあらわれなのではないか、ということだ。もちろん本の後半ではアキバの現象のみではなくもう少し大きいパースペクティブで論は進められはする。ただ観察対象にアキバを選んだ時点でオタクセントリズムが入り込む隙を十分に与えてしまっているのだから、それを回避する用意をもっと周到にしておくべきではなかったか。

俺がアキバを自分の部屋以上に自分の部屋だと感じたのは、そのようなオタクセントリズムへの欲望を満たしてくれる空間だったからなのだろう。森川氏の論をより説得力のあるものとするには、アキバ(オタク)から遠く離れた場所で「趣都の誕生」を見出すことが必要になるのではないだろうか。

オタクセントリズム、か。ありがたい指摘だ。気をつけよう。しかも、アキバ(オタク)から遠く離れた場所で「趣都の誕生」を見出すことが必要、という指摘は鋭い。

そこで、アキバではない「趣都」と言って思い浮かぶのは、神保町だ。

もともと古書店街であり、関連業種の集積する街であったが、アキバとはちょっと違う「趣味」を反映しながら変貌しているように見える。たとえば神保町にはもともと個性ある喫茶店(カフェというより「喫茶店」)があったが、近年の「カフェ」ブームにも乗って増殖傾向にあるようだ。それから、意外と古美術・骨董品店も多く、新規出店もあるようだ。また三省堂が新規に出店した「自遊時間」という店は、登山やガーデニングといった(やや高齢層向けの)趣味の本を集め、クラシックな雰囲気のカフェを併設している。

そんなわけで最近は、個人的には神保町を「趣都」として捉えなおしてみたいと思っている。

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2003.12.14

アキバの変化

秋葉原の街の変化がとても面白い。

いまや家電製品を売る店よりも、ゲームソフトやDVD、同人誌、フィギュアなどアニメ・マンガ・ゲーム関連の店が賑わっている。秋葉原はもともとマニアックで怪しい特色ある街だったが、その個性をいっそう強めている。行けばすぐに分かるが、客層も、ビルの建て方や使い方も、あちこちにある看板も、明らかに渋谷や新宿、お台場、六本木、品川などとは全く違う雰囲気をかもし出している。

いま、その変化の中心にあるのは、広い意味での『コンテンツ産業』だ。そこで、以前からお手伝いしているエドバレーの関連で、『千代田区のコンテンツ関連産業』というリンク集を作ってみたり、『アキバでアソビを考える』などというイベントを開催したりした。また、「コンテンツ産業を論じるなら秋葉原に注目せよ!」などという文章も書いてしまった。


この変化を最初に体系的に描いたのは、3月に出た
『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』森川嘉一郎

だと思う。この秋葉原の変化に「官のデザイン→民のデザイン→個のデザイン」という解釈を与えているところなど、刺激的な本だ。

11月には、
『萌える聖地アキバ 秋葉原マニアックス』藤山哲人

が出た。こちらは森川よりは断然軽いノリで書いているのだが、高架下の「ラジオセンター」にあるトイレの狭さや「同人誌マニア」と「アニメファン」の違いなど、森川よりも具体的でトリビア(笑)な情報がたくさん得られてすごく参考になった。

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