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2013年11月

2013.11.16

「東京オリンピックにむけての姿勢」みたいな話

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最近Facebookに書いたものから2つをピックアップ
まずはこれ。

「東京都のホームページに、年間3億円以上?!」おときた駿(東京都議会議員/北区選出)


東京都の予算が6兆円規模であることを考えると3億円は高くないんじゃないかという気もするけど、それで何をどこまでやってるのかが分からないので判断は難しい。

僕は、震災の時にちょっと見て以来、都のホームページを見てない。そういえばその時、分かりにくいし大した情報もなくて使えねーな、と思ったのは覚えてる。

この都議の質問が、「内容がわかりにくい」という注文で終わらずに、細かく質問して体制やルールがバラバラであることを明らかにしたのはいい仕事だったと思う。都には、これを機に情報の生成・管理・発信・活用の仕方を見なおして欲しいなぁ。

ところで、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリンなど欧米をはじめとする世界の大都市はだいたいオープンデータに取り組んでいる。それに比べると東京は完全に出遅れた状態だ。香港、台北、ソウルにも遅れをとっていると思う。国内の大都市では横浜・名古屋・千葉・福岡などが動き出している。都庁の職員でも一応オープンデータについて様子見してくれてる方はいるけど、別の方面から非常に偏狭で後ろ向きな声を聞いたこともあるので、たぶん都を挙げてのオープンデータは当面進まないんじゃないかと思う。Twitterを積極的に使う様になったくらいで満足してちゃいけない。2020年に向けて、東京には注目が集まり、東京の情報を欲する人が増える。もちろん都民として現状が十分とはまったく思えない。時間はかかるだろうけども、開かれた、前向き・積極的な東京で世界のみなさんを迎えたいものだ。


そしてこちら。
「女子マネと体操・家政婦が調理…IT企業の社員活性術」広部憲太郎(朝日新聞)

朝日新聞さん、ドワンゴのあれを大々的に取り上げるのはどうなの、という感想。あれをああやって強調するのはセクハラなんじゃないかなぁ。

ドワンゴが意識的戦略的にオッサン的世界で生きていくというのなら、それは構わないと思う。でも、俯瞰で見る時には国内市場のオッサン化を意識しておかないと、これからの日本企業は若くて多様な世界市場なんて狙えないんじゃないだろうか。

話は再びそれるけれども、東京オリンピックの議論でも、似たようなことを感じる事がある。どうも東京の高齢者目線の内向きな話が多くて、僕らは若くて多様な70億人のことをまだほとんど考えられてないんじゃないだろうかと思う。

2013.11.08

数百万円規模のトライアルをするための資金調達がやりやすくなるといいよね

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山田肇「ICT競争力ランキングで日本が低位な理由」を読んで思ったこと。

自分にも関わる話なので言いにくいところがあるけど、地域情報化に関する実証実験事業に、税金の使い道として課題があるのは事実。このような問題は総務省の地域情報化だけの話ではないと思う。

ただ、その反動として政府は実証実験をするな、ということになると、技術の社会への適用が滞ってしまうだろう。たとえば数百万円規模のトライアルをするための資金調達が政府以外のどこか別のところでやりやすくなるといいのだけれど、民間の助成金というのも少ない。クラウドファンディングには期待してるけれどまだその受け皿にはなってないと思う(もう一歩か二歩か)。ビジネスとして投資を受けたりするのが健全だと思うけど、そんなにやさしい世界ではないだろう。

これからオープンデータ関連の実証実験が増えるとしたら、それは行政の仕事の仕方や制度を本当に変えるための実験であってほしい。

そして、これからたくさん出てくるアプリやサービス、その他のトライアルに対しては、クラウドファンディングや民間の投資とのマッチングが機能して、いいアイディアやプロトタイプなら政府外で数十〜数百万円が調達できるというようになってほしい。

そして、外からそういうことを言ってても説得力がないので、僕も、いま自分が持ってるいくつかのアイディアを使って、どこまでできるかやってみようと思います。