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2013年1月

2013.01.13

部活の話

「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ(朝日新聞) http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY201301110314.html

僕は、少年野球をやってた時にさんざん怒鳴られて嫌になって、中学からは野球をあきらめたという経験がある。

何アウトでどのベースにランナーがいてどっちにボールが飛んだらどんな守備をするかとか、ある形式の練習をする時にそれにどんな意味があり何を意識して練習するのかとか、小学5年の秋から(つまり他のメンバーより遅れて)チームに入った僕には分からない事が多く、モタモタしてるといってはコーチに怒られてた。体罰はほとんど無かったけど、何度か経験はある。

友達と空き地でやる野球で大きな当たりを飛ばせる様になって、多少の自信を持ってチームに入ったのだけれども、僕はすっかり萎縮し、野球が面白くなくなってしまったのだった。それでも、親に自分から入りたいと泣いて頼んで入ったし、すぐに卒業を迎えるという事で我慢してた。

中学からは陸上部に入り、シンプルで実力本位の競技に転向した。男女混合で上下関係の緩やかな中で和気藹々と過ごしたのも良かった。スポーツ科学の本にのめり込み、高校時代は練習の意味を考えながらメニューを作るのがとても楽しかった。

高校の時の練習は本当にキツかったけど、意味はよく理解できたし、最後はどこまで妥協せず頑張れるかという自分との勝負の世界だったので納得感が違った。自分より実力のある友人が、貧血で力を発揮できなくなるのを見て、単にたくさん練習すればいいものでもなく、体調が整わなければいけないということもよく分かった。

つまり僕は、理不尽な根性論の部活的文化が大嫌いで、中学で陸上を選んで本当に良かったということ。いい競技、いい顧問や先輩後輩、仲間やライバルに出会って本当によかった。

そんなことを桑田さんの記事で思い出した。

2013.01.02

いい仕事をする年に

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新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年を振り返ると、三月に二人目の子どもが生まれ、また長女も元気にたくましく成長し、家庭が賑やかになりました。

仕事ではIT戦略本部電子行政タスクフォースで取り組んできたオープンデータの政策が具体化し始め、7月には「電子行政オープンデータ戦略」がまとまりました。首相がオープンデータの推進を表明した時には大きな達成感がありました。その後、政府(オープンデータ流通推進コンソーシアム(総務省)利活用普及委員会や経済産業省公共データWG)での議論や、オープンナレッジファウンデーションの立ち上げと代表就任、横浜オープンデータソリューション発展委員会の立ち上げのお手伝いと理事就任など、実践活動に力を入れました。

またGLOCOMのプロジェクトを通じた社会イノベーションやスマート社会論など新たなテーマに取り組むことで、苦しみながらも自分の幅を広げた年であったと思います。ひきつづき科研費をいただくこともきまり、社会ネットワークと地域社会に関する研究も新たな段階に入りました。

本当にたくさんの方と出会い、いろいろな恵みをいただきました。

ただ、自分がひとつひとつの機会を充実させることができたかと考えると、そうでもなかったという悔いも多々あります。

だから今年はもっと「いい仕事をしたい」と思います。「いい」というのは自分にしかわからない基準ではあるのですが、ともかくひとつひとつの機会を大事に、味わうように過ごして、お世話になっている方にお返しができるように、自分としても先へ進んだと思える一年にしたい、というのが今の気持ちです。

本年もよろしくお願い申し上げます。

庄司昌彦