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2011.09.18

独立系SNSの閉鎖と自由度の問題

先日「地域SNS研究会SNS」を閉鎖してFacebookグループに完全移行するという告知をしました。おおむね、皆さんに賛成していただけてホッとしています。それから、情報社会学会で運営していた独自SNSも閉鎖し、Facebookに移行しました。私が管理者をしている/していた2つのSNSは、いずれもFacebookに移行するという道をたどりました。

思い返すと、地域SNSに注目し始めた2006年頃、よく「なぜmixiではないのか」と聞かれました。当時はOpenPNE等の独立系の方が機能やデザインの自由度が高く、実際、Googleマップ連携や方言によるメニューなど色々な創意工夫が各地で行われ、とても面白い状況でした。mixiではない理由を聞かれると、いつも大体こういうことを説明していたと思います。

いまでも、地域でサービス連携基盤を作るなら、Facebookよりは地域SNS等の独立系サイトをベースにした方がいいと思ってます。参考事例は厚木市の「マイタウンクラブ」や紀伊民報の「みかん」。

ここ数年で予想外だったのはソーシャルメディアの影響力です。当初から色々なサービスの基盤になると言ってはいましたが、こんなに多くの人が「常時接続」し、あらゆることがその上で行われるOS的存在になっていくとまでは想像できてませんでした。インパクトも想像以上でした。

あとGoogleがopen socialを提唱し始めた頃、私は分散的に存在するソーシャルグラフ(地域SNS等)がゆるやかにつながるような将来像を描いていましたが、実際は巨大なソーシャルグラフをFacebookやGoogleが握り、その上に色々なものが乗っかるような方向に進んでいます。

でも、たとえば武雄市のウェブサイトが全部Facebookに乗っかっても、ああこれで完成だとはまだ全然思えません。確かにコミュニケーション基盤としては大手SNSに優位性があるんだけど、サービスを発展させていく上では自由度が足りなさ過ぎると思います。

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