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2009.07.03

開催報告:Twitterと政治を考えるワークショップ

6月30日開催「Twitterと政治を考えるワークショップ」は、87名のご参加をいただきました。GLOCOMの歴代のイベントでも5本の指に入る来場者数だったようで、所内のみなさんにとても驚かれました。

短期間での企画・準備・参加者募集となったにもかかわらずご参加いただいた皆様、また講師・ゲストの皆様、運営を支えてくださった皆様、ありがとうございました。

当日の資料は山崎富美さんが下記で公開してくださっています。

# Twitter概要(山崎富美)
# Twitter×政治(庄司昌彦)
# イラン事例(山崎富美)
# 日本でのTwitterの活用実態(津田大介)

また当日の内容やメディア掲載情報、ブログ等での反応などについても、山崎富美さんのブログにまとめられています。ありがとうございます。

* Twitterと政治を考えるワークショップれぽ(fumi's blog)

ITmediaの記事はとても詳しいです。岡田さん、ありがとうございました。

* 「Twitterは政治や報道を変えるのか」ITmedia


地域SNSについての本を書いた時もそうでしたが、新しいサービスやツールを論じるときは、なるべく浮ついた議論にならないように、それ以前に登場したサービスやツールに関する議論をいったん踏まえたうえで、何が新しく何が特徴的であるのかという議論をするようにしています。したがってTwitter×政治についても、掲示板やブログ、SNS、携帯電話(SMS)等、これまでの技術やサービスを踏まえ、またそれらとともに論じられてきた「ITと政治」に関する議論を踏まえておく必要があるでしょう。

今回の私のプレゼンもいちおうそういうスタンスで作りました。でも準備期間が短く、これまでにTwitter関連でそういう文章や資料を作ったことがなかったので、非常に簡単なものになってしまいました。まあ、これから熟成していこうと思います。

それにしても、会場や#twpoを通じたコミュニケーションはとても熱気を帯びていました。社会や政治のことを考えて行こう、できることをしていこう、という「気持ちの共有」が広がったことが、このイベントの最大の驚きであり成果だったと言えるのではないかと思います。そして、もしかしたら「残念」ではない日本のネットの未来がこの先にあるのではないか、なんて思ったりもしました。

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