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2009.01.18

有事を想像する

17日、兵庫県の地域SNS「ひょこむ」などOpenSNPというSNSプログラムをASPとして使用している地域SNSが連携して、大震災を想定した防災訓練がおこなわれました。

兵庫県の山崎断層を震源とする地震が実際に起きたことを想定して、その時の状況を各自がイメージし、仮想の被害状況報告や仮想の救援情報発信などをやりました。

 「山崎断層地震ひょこむ防災ネット」コミュニティ
 http://hyocom.jp/community.php?bbs_id=413

 「鎮魂の日」14回目の防災への誓いと実践
 http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=73749

この訓練では「コトろぐ」という、Twitter的なミニブログツールが活用されました。OpenSNPユーザーが地域SNSの壁を越えて、コミュニケーションを出来るツールです。いざという時に、このような地域を超えた(しかし基盤は地域SNSなので弱い紐帯がある)コミュニケーション回路がどう活用できるのかということが今回の訓練の、一つのチャレンジでした。

それから、訓練のときには通常、シナリオや役割分担があらかじめ用意されていたりしますが、この訓練ではそういうものはほとんどありませんでした。各自が自分の置かれた状況を自分で想像して書き込み、他の人が書いたことに即興的に反応していきました。これは、訓練としてとても意味のあることだったように思います。

というのも、私もショージ@ハマッち!(横浜市)のユーザーとして参加してみましたが、じつは大震災を身近に経験したことがない私は何をすればいいのかわからず、ずいぶん考えてしまい、なかなか書きこみができませんでした。けっきょく、「OpenSNP以外の地域SNSのみなさんに情報を流してみます」というようなことを書きこみましたが、それが意味あることだったのかどうか、自分の役割を果たしたことになるのかどうか、もやもやとしたものが残りました。

そして、こうして訓練してみないと、その時に何をすればいいのかということを想像もしないものだということを強く感じました。せっかく地域SNS という情報基盤と人的ネットワークがあるのに、これがいざという時にどう使えるのか、自分は何ができるのか、ということを日頃から想像して、たまに訓練しておかないと、宝の持ち腐れになるかもしれません。


Youtube上に掲載されている当時のニュース映像が↓にあります。これを見ながら、自分なら何をするだろうか、地域SNSは何かに使えないだろうか、と考えてみることをおすすめします。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090117_great_hanshin_awaji_earthquake/

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