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2005.11.22

自民党シンクタンク

昨日の午後、赤坂プリンスホテルで自民党が開催した立党50年記念シンポジウム「政策形成のあり方と政党シンクタンクの役割」に参加してきた。政策過程の研究者としては、政党シンクタンクの設立はとても気になるので。

参考:
http://www.jimin.jp/jimin/daily/05_11/21/171121c.shtml
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1489346/detail

↑にあるように、約550名が参加し、米国のブルッキングス研究所(というか朝日新聞)の船橋洋一氏、安倍晋三官房長官、中川秀直政調会長らが登場する華やかなシンポジウムであった。印象に残ったコメントを少し紹介。(私自身のメモを基に言葉を補いながら表記しているので、表現は正確ではないかもしれません)

中川政調会長
竹中さんのような人が出てきて、政府の中で改革を推進する。そういうことはこれからも続々と必要になってくる。役所が真ん中にあり、横に審議会があって民間の意見を吸い上げる、政党の部会も並行する、という構造では吸い上げられない知恵もある。党がシンクタンクを使って直接吸収していかなければならない。
船橋洋一氏
自民党のよさは、国民政党で非常にやわらかい構造であるところ、リーチ・ウィングが広く、上から押し付けないからいろいろな議論が出てきて競争するところだ。アイディアを競争にさらすことが活性化の第一である。
安倍官房長官
自民党は冷戦時代には、相手となる社会党・共産党とはよって立つ考え方(イデオロギーのこと)が全く異なるので、細かい政策論争が必要なかった。だが現在の二大政党状況ではシンクタンクを使って政策を充実させなければいけない。

ただし、肝心の「自民党シンクタンク」についての具体的な情報ははほとんど発表されなかった。パネルディスカッションも、抽象的な霞ヶ関批判が多く、いまひとつ具体性に欠けていて残念だった。

大いに期待しているのでこの件だけでこのシンクタンク構想を否定するつもりはないが、まだ合意に至っていないことや発表できないことが多いのではないかと思った。設立に尽力している方々の苦労が透けて見えた気がする。

12月10日には民主党も政党シンクタンクの設立シンポジウムを開催する。こちらにも期待したい。

参考:http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1493346/detail

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