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2005年9月

2005.09.27

偽造、変造、ハッキングに弱かった韓国の電子政府

電子政府・電子自治体関連で興味深いニュースを見つけた。
韓国自慢の電子政府が大きな挫折を迎えているようだ。

朝鮮日報の記事より。

偽造、変造、ハッキングに降参した「電子政府」
自宅にいながらインターネットで発給してもらう住民登録謄本と土地台帳など、21種の証明書類を個人のパソコンで偽造、変造して出力できることが判明し、政府がインターネットによる証明書類発給サービスを打ち切った。

東亜日報も報じている

[社説]ネット公文書の偽造・変造に無防備な「革新」政府

行政自治部(行自部)がインターネットを利用した請願書類の発給をしばらく中断すると23日、発表した。インターネットで発給する請願書類の偽造や変造を阻止できないという事実が明らかになり、しかもハッキングにも弱いことが分かったからだ。このため、国民が住民登録の謄本・抄本、土地台帳、兵籍証明書など21種類の請願書類を発給してもらうためには、問題が解決するまで官公署を訪れなければならない。

さらに情けないのは、こうした虚点が国会の国政監査で指摘されるまで、行自部がまったく気付かなかったということだ。今年だけで160万件以上の文書をインターネットで発給してきた「大韓民国電子政府システム」が致命的な欠陷を抱いていたにもかかわらず、認知もしていなかったということだ。


2005.09.24

「フィリピンの携帯メール(SMS)ユーザーたち」

ちょっと古い文章なのだけれど、GLOCOM Columnsフィリピンの携帯メール(SMS)ユーザーたちが公開されました。

本文とは関係ないですが、↓の「地球知場の時代」も「GLOCOM Columns」もウェブサイトの写真が素敵です。

「地球智場の時代へ ~情報社会学シリーズ~」公開

地球智場の時代へ ~情報社会学シリーズ~のウェブサイトを公開しました。

このコンテンツは、総務省通信政策局編集・電気通信振興会発行の「情報通信ジャーナル」誌に2005年1月号より24回にわたって連載されるものを、電気通信振興会のご好意により、GLOCOMのウェブサイトでも公開するものです。

原稿はGLOCOMの研究員が情報社会学のさまざまなテーマについて執筆しています。僕の原稿はまだありませんが、この連載のとりまとめ担当をしています。原稿もいずれ書くと思います。

2005.09.20

極楽台湾

PPI(政策過程研究機構)の皆さんと8人で台湾旅行へ行ってきた。おいしいもの、温泉、足裏マッサージ、と旅行会社のA君いわく「50代のためのツアーみたいな内容」を20代なのに存分に楽しみ、癒されてきた。台湾は極楽だった。

しかもPPIの皆さんとは政治や政策過程についての関心を共有しているので、道中でのいろんな話もすごく楽しかった。

三日間で行ったのは電脳街、中正記念堂、新北投温泉、TAIPEI 101(世界一の高層ビル)、台湾総統府など。228事件の記念館は開館時間を過ぎていて、残念ながら入れなかった。

ちなみに旅の友としてずっと持ち歩いていた本は司馬遼太郎『街道を行く-台湾紀行-』(リンクは「週刊」のサイトだが僕が持っていったのは文庫本本編)。日本との関係を中心に近現代史が語られているこの本のおかげで、旅をちょっと深く楽しむことができたと思う。

写真はとりあえず3枚。
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鼎泰豐(ディン タイ フォン)の小籠包。世界を代表する10のレストランに選ばれた名店なのにこじんまりとしていて庶民的な雰囲気だった。僕らは夕食時よりは早く入ったのでほとんど待ち時間が無かったが、僕らが帰る頃には店の前に行列というか「人だかり」ができているくらいにぎわっていた。しかもこのお店はおいしいのにとても安いのがうれしい。日本に出ている支店ではそれなりの値段がしていたような気がするが、ここ台北の本店では、20代男子たちがもりもり食べてもひとり1500円程度だった。

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鼎泰豐(ディン タイ フォン)の近くにあるice Monsterというお店のマンゴーかき氷。今回の旅行でおいしさに一番驚いた逸品だ。マンゴーと、マンゴーアイスがかき氷に乗っかっている。一人で食べるには多いので、友達同士やカップルで食べる。これは日本でも人気が出るんじゃないか、と思ったが、F君によればこんなにふんだんにマンゴーを使って500円程度という値段にできるのはフルーツが豊かな台湾ならではだろう、とのこと。台北に行く人にはこれはお勧めしたい。

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世界で一番高いビル、TAIPEI 101。中秋の名月にあたる18日(日)の夜に展望台まで登った。台湾の人たちにとっては中秋の名月は大イベントなので、人出はすごく多く、通常のガラス張りの展望台からさらに上の展望台にまで登ることができて、外の風に触れながら月を見た。世界で一番高い人工物の展望台から見る(byO君)、という貴重な体験だった。

2005.09.15

IT選挙推進協議会に賛成

木村剛さんのブログで、IT選挙推進協議会という活動を始めるということが書いてあった。この活動の方向性に賛同しようと思う。

名 称:IT選挙推進協議会(仮称)
発起人:北川正恭 早稲田大学大学院教授(代表)
     松井道夫 松井証券社長
     藤田 晋 サイバーエージェント社長
     木村 剛 フィナンシャルジャパン編集長
目 的:公職選挙法を改正し、インターネットを選挙運動に活用することを可能にするための諸活動を行う

2005.09.12

選挙が終わって

とりあえず、ひとこと。

この地すべり現象は、小選挙区制度の特徴が顕著に現れた結果だ。与党が3分の2以上の議席をとったけれども、これは「3分の2以上の選挙区で民主よりも民主が多かった」という意味であって、自民が民主の2倍以上の得票を得たということではない。つまり小選挙区で大量の死票がでた、というのが今回の選挙だ。自公の支持率が66%以上、というわけではないので、そこのところ注意。

だから比例代表だけみると、自民と民主の当選者数そんなに違わないはずです。

2005.09.10

政策空間『衆議院議員選挙特集号』

昨日、政策空間『衆議院議員選挙特集号』を発行しました。

マニフェスト比較や投票に行こう、という活動は盛んですが、政策空間は政策空間らしく、6つの立場・角度からの議論や分析を掲載しています。小泉首相の演説の分析(特集1)や政治参加制度の提案(特集2)も興味深いですし、小泉改革支持派の議論(特集3)と不支持派の議論(特集4)は全く立場が違っていて興味深いです。また、特集5ではPPI(政策過程研究機構)が行った若者の意識調査を紹介し、特集6ではseironの活動を紹介しています。特集5と6ではどの分野に関心がもたれているか、という調査結果を紹介していますが、微妙に結果が異なっています。

それから政策空間は、東京財団と連携してコラムサイトの運営もしています。特に、「9.11総選挙マニフェストを評価する」という特集もしていますので、こちらもご覧ください。

2005.09.05

大西洋上の機内とSkype

海外出張中のTさんからSkypeの着信が来たので、返事をしてみたら、なんとTさんはアメリカからスウェーデンに向けて大西洋上を飛ぶ機内から呼びかけてきていたのだった。飛行機は衛星インターネットにつながっていて、機内では30ドルで無線LANが使えるとのこと。

面白いのでktaguさんも誘って、三者通話にして会話を楽しんだ。どうも僕のノートパソコンが負荷に耐えられなくて、音が途切れ途切れになったけど、まずはつながったこと、こんなことが出来るんだということに感動した。

情報通信政策のマニフェスト比較

マニフェスト比較サイトの「マニフェスタ」に、情報通信政策のマニフェスト比較もやって欲しい、とお願いしたら、さっそくコンテンツを作ってくれた。すばらしい。

http://www.manifesta.jp/archives/2005/09/01154803.php

しかし各党ともあいまいな記述が多く、具体的に何をやろうとしているのかが分からない。
詳しいコメントは後ほど。