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2005年6月

2005.06.28

「ソーシャルネットワーク大統領選挙戦」

こんなに興味深い記事が日経BPビジネススタイルマーケティングで連載されていたとは。


リンク: ソーシャルネットワーク大統領選挙戦(3) - nikkeibp.jp - Webマーケティングの近未来.

2005.06.19

アースダイバー

中沢新一『アースダイバー』を読み終わった。

中沢先生は大学・大学院のときに最も影響を受けた先生のうちの一人だ。そして僕は「散歩の達人」を愛読書にしている。 この『アースダイバー』は中沢先生の新著でしかも東京散歩がテーマということで、店頭で見つけたときに即決で購入し一気に読んだ。

東京の近代的で経済効率的な地表面の下には、自由で奔放で霊的な縄文の記憶が眠っていて、現代の新宿や渋谷や青山、銀座などの土地の性格に影響を与えている。縄文時代の地図を今の地図に重ねてみるとそれがよく分かる。

さまざまな神話や伝説、民俗、歴史、哲学などの知識が、東京を語るために動員されている。東京の散歩好きにはたまらない本だった。これを持って散歩に(アースダイビングに)でかけよう。

参考サイト: タコ壺

Amazon.co.jp: 本: アースダイバー.

2005.06.18

政策空間vol.24お勧め

先週、政策空間24号を発行しました。今月号で個人的に興味深かった原稿は2本です。

対話的政策形成のためのブログ運用
澁川修一(独立行政法人経済産業研究所 研究スタッフ)

空き家バンク制度の発展にみるNPOの可能性
小出 壮一(特定非営利活動団体政策過程研究機構)

それから、政策空間のウェブサイトのアクセスログの中で常に上位にある(=たくさん参照されている)指定管理者制度の問題について、片山先生に再度原稿を執筆していただいた。こちらもお勧めです。

「移行後」に考えるべきこと~指定管理者制度と公の施設の民主化~ 片山泰輔(跡見学園女子大学マネジメント学部 助教授)

さらに蛇足を付け加えると、今月は自分も原稿を書きましたのでお勧めしてしまいます。

広がる「安全・安心」に気をつけろ
庄司昌彦(国際大学GLOCOM助手/研究員)


2005.06.12

わかりやすいニーチェ『アンチクリスト』

F.W.ニーチェ   適菜収・
『キリスト教は邪教です!』
講談社+α新書


新書売り場でニーチェの本が平積みされていた。「F.W.ニーチェ」ってあのニーチェだよな、、、しかもなんて刺激的なタイトルなんだ、、、と思いながら手にとってみてびっくり。
ニーチェの『アンチクリスト』をとてもとても平易な現代語に訳している。

これは面白い、と思って購入。あまりに面白くて一気に読んだ。
たとえば、

哲学というと、なにやら難しくて高級な学問のように、お思いかもしれません。しかし、そんなことはありません。現在の哲学はキリスト教の神学者たちによって、どうしようもないものに変形させられてしまっているからです。ドイツの哲学だって、もとをたどればキリスト教なんです。

カントなんていう有名な哲学者がいますが、この人もその類。ドイツの学会はほとんどキリスト教徒ですから、カントが登場したときには、浮かれまくって大騒ぎをしたものです。

カントは危険人物です。彼は悪意に満ちた間違いを二つも犯しました。それは、実際にはありもしない「真の世界」をでっちあげたこと。そして「世界の本質としての道徳」というわけのわからない考えをでっちあげたことです。(p28-29)

という感じだ。ほとんど逐語訳らしいのだが、ニーチェがすぐそこで喋っているかのような文体でとっても分かり易い。そのうえ、書評では内容は損ねていないと評価されている。

内容はキリスト教神学者や近代哲学への徹底的な批判で、この議論は100年経った現在でも古びていない。ブッシュ大統領やネオコンの論理、キリスト教原理主義の論理への批判になっている。

じつは大学時代に挫折して、、、、、とか、本の存在は知ってたけどなかなか読む機会がなかったんだ、、、、、という人はこの機会にぜひどうぞ。お勧めです。

2005.06.11

本が出ました

執筆に参加した『eデモクラシーシリーズ第3巻 コミュニティ』が出版されました。海外事例として韓国を紹介しています。


『eデモクラシーシリーズ第3巻 コミュニティ』
岩崎正洋・河井孝仁・田中幹也編

日本経済評論社 四六判 2625円(税込)
ISBN 4-8188-1741-4

出版ダイジェスト.net.

中国の不自由なインターネット

ITmediaニュース:中国、Webサイトとブログを登録制に――非登録サイトは閉鎖へ.

このニュースにもとても驚いた。そして、オーストラリアで中国の役人が相次いで政治亡命を求めたというニュースを思い出して関連付けて考えてしまった。中国で自由がどのように抑圧されているのか、ということは僕自身はほとんど知らなかったが、このようなニュースによって少しずつ分かってきたと思う。これまでの不自由な社会制度に対する不満が、経済成長や情報化の進展に伴って大きくなり、顕在化しつつあるのだろう。

政府は力ずくで押さえ込もうとしているように見えるけれども、あの大きな国でWebサイトとブログを登録制にして管理することなんて可能だろうか。

2005.06.01

情報通信政策興味のある方へ

スタンフォード日本センターが4月8日に開催したICT市場政策ワークショップの講演録や資料が掲載されました。

僕は最後の総合ディスカッションにしか参加できなかったので、講演録を読んで勉強しようと考えています。