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2005.03.13

富士山の「農鳥」と『蕨野行』

春の訪れ告げる「鳳凰」 富士山の「農鳥」のニュースを見て、突然、村田喜代子『蕨野行』を思い出した。この小説の中に、この富士山の「農鳥」とか白馬岳の「代馬」のような残雪を眺める場面が出てくる。

初めてこの作品に触れたのは99年ごろ、車の中でたまたま聞いたNHKラジオの朗読番組だった。方言のような古語のような独特の文体に引き込まれて、車を止めて聞き入ってしまったことを覚えている。それで原作を読みたくなって図書館で借りてきてのめりこんだ。

姥捨て伝説や間引きといった生にまつわる厳しい現実を、老婆と若い嫁の呼びかけ合いのような文章でとても美しく描いている。書評はこのサイト(幽霊書庫)がいいと思う。

本当はあの朗読劇のテープをもう一度聴いてみたいんだけど、また小説を読んでみようかな。

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