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2004年7月

2004.07.31

サッカー見ててグッときた

アジアカップ準々決勝 日本VSヨルダン

PK戦
日本 ××○○○×○
ヨル ○○○××××

日本が苦戦の末に勝った。日本がPKを2本外した時、これは悪夢だと思ったが、川口がヨルダンの4本を立て続けに止めた(ヨルダンが外したのもあるけど)時は、あまりの奇跡ぶりに思わず涙がこみ上げてきた。以前から川口は大舞台にめっぽう強い、という評判があったが、今日、また一つ伝説が加わった。

中国人観衆の「反日」ぶりなど、中国ネット社会論などとも結びつけて発展させたいネタはあるんだけど、今日はこの感動にひたろう。難しい話はまた今度。

2004.07.24

ひさびさに「散歩の達人」

散歩の達人を久々に購入。今回の特集は「向島・曳船・押上」。親戚の家があるので、この辺の路地には少しなじみがあるのだが、しばらく行ってない。

「散達」によると、最近は少しずつアーティストや建築家、学生が住み着いてきていて、古い町並みや建物を生かしながら面白い試みをしているそうだ。すばらしい。こんどぶらぶら歩きに行ってみるか。

いま、仕事がすごく忙しくて大変なんだが、電車の中で読んで少し癒された。

政治パロディ

今日は政治パロディについて。

アメリカではマイケルムーアの「華氏911」の反響が話題になっているが、視点をネット上にも広げていくと他にも面白いことが起きている。たとえば今、アメリカでJIBJABというサイトが大人気を博しているそうだ。今年の大統領選を戦うブッシュとケリーをパロディにした動画で、両者の特質をよく描いていて面白い。

この原稿でちょっと書いたが、4月の韓国総選挙では、mediamobの「ヘッディングライン」に代表されるネット上のパロディ動画が若者の関心を高めた、と話題になった。

日本の参議院選挙ではどうだったか、というとマッドアマノのパロディがすこーし話題になったくらいか。アマノ氏の今回の参議院選挙シリーズは、通常の作品よりも力が入りすぎていてあまり皮肉になっていないものもあると感じたが、日本でもプロではこういうのを作っている人がいたということで記録しておこう。

パロディのネタにされた方と作者のトラブルはつきものだ。日本のアマノ氏の作品はみどりの会議の中村敦夫候補がウェブで紹介し、自民党が削除要求をする事態になった。結局、中村氏は削除しなかった。

韓国では、パロディー図画の制作・流布が選挙法違反であるとして罰金刑を受ける人が出た(参考)。判決文は「大部分が特定政党を批判し、落選運動の歌まで掲示するなど、選挙関連のイメージが確然としていた」「これは被告人が政治的性向を表し、国会議員選挙に影響を及ぼそうとしたものと見られ、控訴事実全てが有罪と認められる」と述べている。日本の公職選挙法ではインターネット上の選挙運動ができないと解釈されているが、韓国はできるようになっているからあれだけのパロディ図画ブームが起きたのだと思っていた。違法だったとは驚きだ。

他にも台湾総統選挙や、フィリピンやインドネシアの大統領選挙など、今年はアジアを中心に世界的に選挙が多い年だ。パロディと政治、メディアと政治の関係について考えるいい機会だと思うので、そういうネタを今後もこのサイトに集めていこうと思っている。

2004.07.21

韓国会社員のブログな日常

朝鮮日報 (Japanese Edition)によると、韓国の会社員の約7割が、勤務時間中にミニホームページ(HOMPYというらしい)やブログを管理しているそうだ。

仕事しろよ、というツッコミはともかく、それだけHOMPYやブログがブームとなっているようである。

アメリカでもこの記事のように、燃え尽きるほどのめり込む人もいるらしいので、ブログへの熱中という現象は、韓国社会の特性というよりはブログというメディアの特性によるものではないかと思う。

2004.07.20

「プライバシー」と「セキュリティ」のせめぎあいの最前線

Hotwired米国土安全保障省、航空旅客審査システムを白紙に――米紙が報道も気になったのでクリップ。航空分野は「プライバシー」と「セキュリティ」のせめぎあいの最前線だ。

後で何か書こうっと。

ハックティビズムと民主主義

Hotwiredの記事「ハッキングで社会変革をめざす『ハックティビズム』」が興味深かった。

ハックティビズムとは、この新語を造り出したcDcの定義によると、人権を守り、開かれた情報交換を促進するためにテクノロジーを発展させ利用することを指す言葉だ。

 「もともとハッキングという言葉には、テクノロジーを鵜呑みにするのではなく、その中身をあばき、内部の仕組みを理解し、テクノロジーが人間の知覚伝達に与える限界と拘束に挑むという意味がある。こうした意味でのハッキングと社会政治活動の結び付きには、大きな可能性がある。まさに私が学生たちに訴え、自分自身の研究活動を導く指針としているものだ」とディーバート教授は言う。

 ディーバート教授によると、主流派の人権擁護活動家の間でも、真のハックティビズムという概念を理解し、受け入れる人の数は急速に増えており、『ソロス財団』、『マークル財団』、『フォード財団』といた大手財団からも支持されているという。これらの財団は、『プライバテラ』(Privaterra)、『イーライダーズ』(eRiders)、『インディメディア』[『独立メディア・センター』の通称]といった、テクノロジーを利用して市民の権利を守る活動を続けている団体を支援している。

 「非常に興味深い概念だと思った。とくに、テクノロジーを駆使して各国政府の悪い政策を回避する方法を見つけるという点がおもしろい。これはとりたてて新しい考え方ではないが、(cDcの)メンバーは非現実的なほらをふくのではなく、実際に利用できるソフトウェアを作ろうとしていた」とボール氏は述べている。


参考1.
公文俊平 く・も・ん・通・信(2000年12月)

“サイバーアクティビズム”とか“ハックティビズム”と呼ばれる、人々のアクティビズムの、インターネットを媒介とした高まりです。世界中のネティズン(智民)たちが、自らの潜在的なパワー、すなわちコミュニケーションやコラボレーションを通じて自分たちの政治的影響力を発揮しうる力を自覚すると同時に、その積極的な行使に踏み切り始めたのです。その意味では、ここに起こっているのは“ネティズンの政治化”だということもできるでしょう。

参考2.
公文俊平 「智民アクティビズムの推進と民主主義からの訣別?」

・クレイシャーキーの分析によれば: 智民アクティビズムは間接民主制に馴染まないのではないか?

・また、情報社会学若手研究会での折田明子氏の発表
→折田氏の告白する「自分(わたし)の意見というものが、ネットワークによって巨大な集合に集約されることへの違和感」への驚き:新智民世代の感性として受け取った。


↑民主主義とハックティビズムは馴染むのか馴染まないのか。それともハックティビズムによって民主主義が変質するのか。いろいろ考えてみたい、と思った。

2004.07.18

鈴木啓太について

サッカーアテネオリンピック代表候補から、鈴木啓太が落選した。

とても残念だ。

啓太はあまり器用な選手ではない。もともと、選手にへんちくりんなニックネームをつけるTBSも彼のことを「イケメンボランチ」と呼び、顔とポジションでしか彼を評価していないようだったし、山本監督は「ユーティリティに欠ける」と落選した理由を説明している。

でも、本当は彼は、五輪代表チームが苦しい戦いを続けていく上で必要な選手だと思う。武藤文雄さんもBLOGで

何より厳しいタイトルマッチで啓太の「ガンバリ」はとても貴重な戦力になるはずだから。ここまでのこのチームの一連の戦いの源泉は、今野と啓太のMFコンビにあったと言っても過言ではないとも思うし。

といっている。
彼の真価は「ガンバリ」だ。
それも背伸びをしたガンバリだ。

この五輪世代のチームの歴史を思い起こしてみてほしい。彼らは、「谷間の世代」と能力的に低いかのような評価を受け、そのうえ「おとなしい」とか「リーダー不在」と精神的な弱さも指摘されてきた。

その中で啓太は、リーダー役を買って出て、キャプテンマークを腕に巻いてきた。レッズサポーターとしては彼がそうしている姿は嬉しかったが、最初はちょっと意外だった。正直言って無理があったとさえ思う。

もともとチームの中で目立ったプレーをしているわけではなかったし、チームメイトを怒鳴りつけて奮い立たせるような天性のキャプテンシーを持っていた、というわけでもない。それでも彼は、「彼ができる」キャプテン像ではなく、チームに「必要な」キャプテン像を探りそれを懸命に演じてきた。阿部や大久保といったチームの柱となることが期待された選手がなかなかチームに合流できず、彼らがなかなか一本立ちできなかった中で、啓太が背伸びをしてチームをまとめてきたように見える。

最近はキャプテンらしく抗議をしたり、狡賢さを見せ始めていた。
啓太も彼なりに成長してきたといえるだろう。

しかし現在の五輪代表チームには、阿部や大久保が戻り、闘莉王が加わり、オーバーエージで小野も合流する。キャプテンシーは彼らに期待できるだろう。啓太も頑張ったが、確かに、必ずしも彼が背伸びしてキャプテンを務める必要は無くなってきたのかもしれない。

プレー面でも、啓太は芸術性や派手さで目立つタイプではない。パスもミスが多いといわれる。それでも「運動量」豊富に動き回り、「潰し役」という重要な役割を担ってきた。またほとんど怪我無くこの数年を過ごし、守備的MFのポジションをコンスタントにこなしてきた。つくづく「ガンバリ」が取り柄の選手だといえる。

だが現在の五輪代表チームでは、今野が驚異的な成長をし、啓太が果たしてきた役割を、啓太を上回る運動量と質でこなすようになった。そういう意味でも、五輪代表は啓太と今野がボランチで並ぶ以外の戦術へと進化する段階を迎えているのかもしれない。

だが、一ヵ月後に迫っている五輪代表から彼を外すことはちょっと違うのではないかと思う。今回、レギュラーメンバーである啓太が外れたポジションには阿部が入ったりその他の選手が入ったり、今野のワンボランチにしたり、といったことをやるのだろう。それは効果的かもしれないが、効果的でないかもしれない。効果的でなかったとき、あるいは想定したメンバーが怪我をしたときや出場停止になったときに、浮き足立たないために啓太を入れた「慣れたスタイル」に戻して彼のガンバリに期待することがが必要な場面があるのではないかと思うのだ。


ふう。
、、、、、なーんでこんなに書いてしまったのかな。サッカーネタでこんなに長く書いたのは初めてだ。

まあとにかく、啓太にはこれからも背伸びをする機会を得て、努力を続けてほしい。きっと彼はゆっくり少しずつ成長するだろう。

2004.07.15

ゆるゆるな東京タワー

仕事で機械振興会館に行ったのだが、かなり予定より早く現地に着いたので、目の前にある東京タワーに行ってみた。「東京に住んでいる人ほど東京タワーに行ったことがない」という話があるがまさにその通りで、小学生のころ一度行ったきりだ。中がどんな雰囲気だったか全く記憶に残っていなかった。

展望台まで行かずに、1階2階の土産物屋や食堂のあたりをぶらついただけだが、その雰囲気にとても驚いた。とってもとってもレトロなのである。小さいころの写真の背景に写っていた風景がそのまま残っているのという感じ。ウェブサイトからはそんな雰囲気は全く感じ取れないが、これに騙されてはいけない。東京タワーには、昭和の観光地の、ゆるゆるでまったりとした雰囲気が実に良く残っている。

2004.07.10

移転してきました。

http://mshouji.cocolog-nifty.com/ から移転してきました。新しいURLは、http://mshouji2.cocolog-nifty.com/です。とても安直ですが「2」を付けました。

古い記事は、近日中に復帰する予定です。