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2003年12月

2003.12.31

高齢ネット利用者のヘビーユーザー化

高齢ネット利用者のヘビーユーザー化進む---インフォシーク調査」というニュースが出ていた。

「9割以上が毎日利用するなど、、、」というのは、インフォシークにモニター登録している回答者たちの中の9割という意味だろうか。それにしても、「ヘビーユーザー化が進んで」おり、「コミュニケーション手段としてだけでなく、サービスツールとしての活用が定着してきた」という分析から、いま仕事で取組んでいる情報アクセシビリティの重要性を感じた。

インフォシークの調査結果のページ

19R同窓会@大宮

高校1年生のときのクラスの同窓会があった(12月29日)。

45人のクラスの約半分が集まった。パパになったやつ、すっかり貫禄がついちゃったやつ、生え際がちょっと気になるやつ、妙に腰が低くなってすっかりサラリーマンになってるやつ、、、、懐かしい顔はすぐに思い出せたけど、微妙に変化してていろいろ面白かった(自分もちょっと貫禄ついちゃってるが、、、)。個人的にいちばん驚いたのは、S君が高校のときよりずっとほっそりして、肌もつやつやしてたこと。

忘れかけていた「クリアー」とか「ベスプッチ」とか「OTAC」とか「圭文堂」を思い出させてもらったのも楽しかった。

とにかく、みんなそれぞれ頑張っていて、すごく刺激を受けた。
セッティングしてくれた会長、ありがとう。

2003.12.24

スマートモブ/フラッシュモブ

現在の関心事と非常に近いことを書いている記事を見つけたので、コメントしてみる。

「フラッシュモブズ、スマートモブズと情報の影響力」(日経BP)

ネットワーク時代にはスマートモブズのように、ある企みという情報ウィルスを瞬間的にネットワークコミュニティを感染させ、大規模な影響力を持つという間接的なやり方の有効性が見出されつつある。オンラインでは、クチコミュニティが、規模と反応速度を倍増させ、起爆剤となるたくらみの情報を待ち受けているといってもよさそうだ。

オンラインコミュニティが、盛り上がるための「ネタ」を待ち受けていて、ツボにはまった時には「規模と反応速度を倍増させ」ていく、という現象についての指摘は同意。日本の状況を考えると、とりあえず「祭り」という言葉がもっともそれをよく表している。ただ、この現象は海外でどの程度認識されているのか、また英語や韓国語でこの現象はなんと呼ばれてるのだろうか、とふと思った。

モブズ現象を生み出す基盤はオンライン人脈のつながりであり、ソーシャルネットワーキングという呼び方で、最近ではITビジネス界でも注目されている。人脈データをXMLでデータベース化するベンチャーが、数百万ドルの投資を受けたり、友人の友人の友人が分かるという人脈検索サービスが、100万人以上の会員を集めたりしている。

「匿名空間の盛り上がり」と「リアルな人脈」の議論は関係はあるけれど、それだけではないだろう。なぜならフラッシュモブ/突発オフは見ず知らずの者同士がアドホックに協力関係を築くのだから。

ネットワークの人間関係のトポロジーの理解や、感染伝播しやすい表現手法、オンラインの匿名コミュニティで大切とみなされる価値とはなにか、についての知識が、企業活動や個人の表現活動において、重要な要素になると言えそうである。確信犯的にその知識を利用したり、状況予測を行えるようになるからだ。

モブの行動原理や、彼らの「協力の技術」にはとても興味がある。だが、これをマーケティングや政治運動に安易に利用したがる向きが出てきそうで、注意が必要だと思っている。

そろそろそういった分野での達人。プロモブが登場してきそうだ。今、この手の知識は、誰も教えてはくれないのだが、やがては社会的に必要な知識として、学校で教えるようになるのだろうか?

ここの後半部でも議論されているが、大規模なイベントを催したり、イベントをコントロールしようとする場合には今でもプロが関わっているようだ。それ自体はなにも新しいことではない。だが、そのプロが自生的に生み出されるようなシステムが作られていたりすると、より「スマートモブズ」度が高いといえるのではないだろうか。

2003.12.20

ICCが好きだった

ある研究会でMITメディアラボ教授石井裕氏のプレゼンテーションを拝見した。マーク・ワイザーが「ユビキタス」という言葉に込めた理想に触れながら、「Calm Technology」「(視覚偏重ではなく)五感を使うコンピューティング」「かしこまって向き合わなくても直感的に情報を得ることができる『アンビエント』という概念」「タンジブル」など、石井氏自身の作品や哲学を語っていただいたのだが、そこで思い出したのがICCだ。

ICC(Inter Communication Center)は、NTTが1997年に作ったメディアアートのミュージアムだ。「コミュニケーション」をテーマに、世界各地のメディアアーティストたちが作った体験型の作品を展示したり、情報社会についてさまざまな人の示唆的な文章や記事を載せる『Inter Communication』という雑誌を発行している。インターネットや情報技術に対する夢が広がり、悪意などに対してまだまだ牧歌的だった頃、僕はここに何度も足を運んで、情報社会の未来に夢を描いていた。石井氏もここでイベントを開くなど、当時僕があこがれていた格好いいvisionaryの一人だった。

僕はいつの間にかICCへ足を運ばなくなってしまっていたのだが、聞いた話では今は少し規模を縮小して一部はケータイのショールームになってしまっているらしい。

こんど久しぶりに行ってみようかな。

2003.12.15

趣都

初めてトラックバックがついた。
うれしいので引用しながら考えてみる。

アキバとオタクセントリズム

森川氏の論に批判が無いわけではない。タイトルのつけ方を見てもわかるように、この論自体がオタクセントリズムのあらわれなのではないか、ということだ。もちろん本の後半ではアキバの現象のみではなくもう少し大きいパースペクティブで論は進められはする。ただ観察対象にアキバを選んだ時点でオタクセントリズムが入り込む隙を十分に与えてしまっているのだから、それを回避する用意をもっと周到にしておくべきではなかったか。

俺がアキバを自分の部屋以上に自分の部屋だと感じたのは、そのようなオタクセントリズムへの欲望を満たしてくれる空間だったからなのだろう。森川氏の論をより説得力のあるものとするには、アキバ(オタク)から遠く離れた場所で「趣都の誕生」を見出すことが必要になるのではないだろうか。

オタクセントリズム、か。ありがたい指摘だ。気をつけよう。しかも、アキバ(オタク)から遠く離れた場所で「趣都の誕生」を見出すことが必要、という指摘は鋭い。

そこで、アキバではない「趣都」と言って思い浮かぶのは、神保町だ。

もともと古書店街であり、関連業種の集積する街であったが、アキバとはちょっと違う「趣味」を反映しながら変貌しているように見える。たとえば神保町にはもともと個性ある喫茶店(カフェというより「喫茶店」)があったが、近年の「カフェ」ブームにも乗って増殖傾向にあるようだ。それから、意外と古美術・骨董品店も多く、新規出店もあるようだ。また三省堂が新規に出店した「自遊時間」という店は、登山やガーデニングといった(やや高齢層向けの)趣味の本を集め、クラシックな雰囲気のカフェを併設している。

そんなわけで最近は、個人的には神保町を「趣都」として捉えなおしてみたいと思っている。

2003.12.14

アキバの変化

秋葉原の街の変化がとても面白い。

いまや家電製品を売る店よりも、ゲームソフトやDVD、同人誌、フィギュアなどアニメ・マンガ・ゲーム関連の店が賑わっている。秋葉原はもともとマニアックで怪しい特色ある街だったが、その個性をいっそう強めている。行けばすぐに分かるが、客層も、ビルの建て方や使い方も、あちこちにある看板も、明らかに渋谷や新宿、お台場、六本木、品川などとは全く違う雰囲気をかもし出している。

いま、その変化の中心にあるのは、広い意味での『コンテンツ産業』だ。そこで、以前からお手伝いしているエドバレーの関連で、『千代田区のコンテンツ関連産業』というリンク集を作ってみたり、『アキバでアソビを考える』などというイベントを開催したりした。また、「コンテンツ産業を論じるなら秋葉原に注目せよ!」などという文章も書いてしまった。


この変化を最初に体系的に描いたのは、3月に出た
『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』森川嘉一郎

だと思う。この秋葉原の変化に「官のデザイン→民のデザイン→個のデザイン」という解釈を与えているところなど、刺激的な本だ。

11月には、
『萌える聖地アキバ 秋葉原マニアックス』藤山哲人

が出た。こちらは森川よりは断然軽いノリで書いているのだが、高架下の「ラジオセンター」にあるトイレの狭さや「同人誌マニア」と「アニメファン」の違いなど、森川よりも具体的でトリビア(笑)な情報がたくさん得られてすごく参考になった。

読みたい本

読みたい、読もう、、、と思いつつ読めてない本がある。
忘れるのはもったいないのでここにメモっておこう。

『帝国 グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート
『インターネットの思想史』喜多千草
『監視社会』デイヴィッド・ライアン ←部分的には読んだ
『最終弁論―歴史的裁判の勝訴を決めた説得術』M.S.リーフ、H.M.コールドウェル、B.バイセル
『敗北を抱きしめて―第二次大戦後の日本人』ジョン・ダワー
『司法的同一性の誕生―市民社会における個体識別と登録』渡辺公三

年末は忙しくなりそうだけれど、じっくり読書をする時間をどこかで持ちたい。

スタート

ここから、ココログにBLOGを移すことにした。

これを機にBLOGの名前を格好よくしようと思ってかなりの時間考えてみたが、適当な名前は思い浮かばなかった。で、結局、自分の名前をもじった。

2003.12.01

真っ赤

スタジアムは真っ赤でした!

真っ赤

スタジアムは真っ赤でした!

雨の埼玉スタジアム

J最終節、浦和vs鹿島。冷たい雨の中、5万人以上が集まった。試合は前半に鹿島が2点先取したが、後半は浦和が永井の投入(3トップ)で盛り返し、最後の15分で2点を取って追いついた。鹿島の優勝が決まりかけたロスタイムにエメルソンの同点弾が決まった時、スタジアムは怒濤のような盛り上がりだった。


雨の埼玉スタジアム

J最終節、浦和vs鹿島。冷たい雨の中、5万人以上が集まった。試合は前半に鹿島が2点先取したが、後半は浦和が永井の投入(3トップ)で盛り返し、最後の15分で2点を取って追いついた。鹿島の優勝が決まりかけたロスタイムにエメルソンの同点弾が決まった時、スタジアムは怒濤のような盛り上がりだった。


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