2009.07.06

MIAU×GLOCOM 「情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの」

告知です。
GLOCOMでは、MIAUのご協力をいただき「情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの」と題する公開イベントを開催します。参加費は無料です。この問題にご関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしています。

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<国際大学GLOCOM公開コロキウムのご案内>
 
 国際大学グローバル・コミュニケーション・センターでは、情報通信政策および教育の観点から、青少年の携帯電話所持に関する規制・対策とその課題について、研究と議論を重ねておりますが、来る2009年7月13日・東京六本木にて、第2回公開コロキウムを開催いたします。
 今回は、MIAU(Movements for Internet ActiveUsers)インターネットユーザー協会として、インターネット社会のユーザーに求められる情報リテラシー向上活動を展開している小寺さん・中川さんにご講演いただき、携帯電話の規制ありかたと教育可能性の是非について議論いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。


■テーマ:情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの
■講師:小寺信良(MIAU代表理事)、中川譲(MIAU理事)

■日時:2009年7月13日(月)午後1時30分~4時
■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・ センター
(東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
地図:http://www.glocom.ac.jp/access

■講師プロフィール:
 小寺信良(こでら・のぶよし)
MIAU代表理事。テレビ映像の編集者としてバラエティ、報道、コマーシャルなどを手がけた後、AV機器評論家、コラムニストなどの活動を行う。2007年に「MIAU」の立ち上げに参画、2009年より代表理事。
 
 中川譲(なかがわ・ゆずる)MIAU理事。イラストレーターやプログラマーなどを経て現職。東京大学院学際情報学府博士課程在籍中。情報社会論、コンテンツ政策史などを専門としながら、情報通信技術教育にも携わる。多摩大学情報社会学研究所リサーチアソシエイト。

■概要:
 青少年とネットについての問題意識は、昨今急速に携帯電話の問題へとシフトしてきた。パソコン以上にパーソナルなデバイスであるという特性が、ペアレンタルコントロールを難しくしているという側面も手伝って、そもそも子供に携帯電話を持たせないという活動に進展しつつある。文科省の学習指導要領では、小中高の各教科の中で情報リテラシに関して指導するよう求められている中で、規制と教育との板挟みにあった教員、保護者、子供たちは、高度情報化社会への方向性を見失いつつある。MIAUのリテラシー教育の取り組みは、理想化された子供
像にマナーを教え込む教育論ではなく、ネットワークの概念、人間の行動心理といった知識を子供たちが共有することで、各年齢層の子供達自身が自らのスケール感に合わせた自制・自浄作用が生まれることを目的としている。これまで我々が行なってきた調査を元に、携帯電話と情報リテラシー教育の方向性を試考する。

■参加 無料

■参加申し込み
下記URLより事前申し込みをお願いいたします。
http://www.glocom.ac.jp/2009/07/post_122.html

■定員 50名
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国際大学GLOCOM開催の研究会等の最新情報は国際大学GLOCOMのHPをご覧下さい。
http://www.glocom.ac.jp/
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2009.07.03

開催報告:Twitterと政治を考えるワークショップ

6月30日開催「Twitterと政治を考えるワークショップ」は、87名のご参加をいただきました。GLOCOMの歴代のイベントでも5本の指に入る来場者数だったようで、所内のみなさんにとても驚かれました。

短期間での企画・準備・参加者募集となったにもかかわらずご参加いただいた皆様、また講師・ゲストの皆様、運営を支えてくださった皆様、ありがとうございました。

当日の資料は山崎富美さんが下記で公開してくださっています。

# Twitter概要(山崎富美)
# Twitter×政治(庄司昌彦)
# イラン事例(山崎富美)
# 日本でのTwitterの活用実態(津田大介)

また当日の内容やメディア掲載情報、ブログ等での反応などについても、山崎富美さんのブログにまとめられています。ありがとうございます。

* Twitterと政治を考えるワークショップれぽ(fumi's blog)

ITmediaの記事はとても詳しいです。岡田さん、ありがとうございました。

* 「Twitterは政治や報道を変えるのか」ITmedia


地域SNSについての本を書いた時もそうでしたが、新しいサービスやツールを論じるときは、なるべく浮ついた議論にならないように、それ以前に登場したサービスやツールに関する議論をいったん踏まえたうえで、何が新しく何が特徴的であるのかという議論をするようにしています。したがってTwitter×政治についても、掲示板やブログ、SNS、携帯電話(SMS)等、これまでの技術やサービスを踏まえ、またそれらとともに論じられてきた「ITと政治」に関する議論を踏まえておく必要があるでしょう。

今回の私のプレゼンもいちおうそういうスタンスで作りました。でも準備期間が短く、これまでにTwitter関連でそういう文章や資料を作ったことがなかったので、非常に簡単なものになってしまいました。まあ、これから熟成していこうと思います。

それにしても、会場や#twpoを通じたコミュニケーションはとても熱気を帯びていました。社会や政治のことを考えて行こう、できることをしていこう、という「気持ちの共有」が広がったことが、このイベントの最大の驚きであり成果だったと言えるのではないかと思います。そして、もしかしたら「残念」ではない日本のネットの未来がこの先にあるのではないか、なんて思ったりもしました。

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2009.06.29

Twitterと政治を考えるワークショップ


「Twitterと政治を考えるワークショップ」というイベントを開催します。明日ということで大変急な話なのですが、ご都合の付く方はぜひおいでくださいませ。

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<「Twitterと政治を考えるワークショップ」のご案内>

米国オバマ政権は現在、「ITによる透明性の向上を通じた政策過程の変革」に集中的に取り組んでおり、twitterの活用はその中心的な話題のひとつとして位置付けられています。マスメディアを通さず直接的に、随時、国民に一次情報を提供していくことにより、政府の透明性を高め、国民に理解やアイディアを求めたり行動を促した
りする政府への転換が起こっているといえます。
一方、日本では、このようなソーシャルウェア(Twitter、ブログ、SNS等)が社会に与える影響は過小評価される傾向があります。

しかし日本でも政治状況が大きく動く可能性がある中、ソーシャルウェア活用への関心は高まっており、一部の先進的な議員や政党支部等が積極的な活用に乗り出しているところです。国内の政治状況が流動的になる前のこの時期にぜひ議論をしておきたいと考え、緊急開催とはなりますが本件を企画しました。皆様のご参加をお待ちしております。

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■テーマ:Twitterと政治を考えるワークショップ

■日時:2009年6月30日(火) 19.00~21.00
■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・ センター
(東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
地図:http://www.glocom.ac.jp/access

■参加費:無料

■司会:
庄司昌彦(国際大学GLOCOM 講師/主任研究員) http://twitter.com/mshouji
1976年東京都生まれ。情報社会学、政策過程論、電子政府・自治体、地域情報化、
ネットコミュニティなどの分野で調査研究に従事。

■モデレータ:
山崎富美(フリーの旅人、リサーチャー) http://twitter.com/fumi
NTT、インタースコープを経てデジタルガレージへ。テクノラティジャパンの立ち上げ・運営などの事業インキュベーション、クリエイティブコモンズなどの活動に携わる。2009年1月に独立。

津田大介(ジャーナリスト) http:// twitter.com/tsuda
1973年東京都生まれ。コンテンツビジネス周辺や著作権、IT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆している。

■ゲスト:
橋本岳(衆議院議員) http://twitter.com/ga9_h
1974年生まれ。岡山高校、慶應義塾大学、同大学院政策・メディア研究科を経て、
1998年三菱総合研究所入社。IT政策関連の調査、IPv6普及活動に携わる。2005年9月
の第44回衆議院総選挙で、比例中国ブロックより当選。

その他、著名ブロガー等、調整中。

■概要:
ユーザがそのとき感じた事を140文字以内で投稿するミニブログサービス「Twitter」は2008年から徐々に人気を博し始め、2009年に入り爆発的なユーザの伸びを見せています。流行の震源地である米国ではオバマ大統領(当時は大統領選挙候補者)をはじめ、オプラ・ウィンフリー、シャキール・オニール、ブリトニー・スピアーズなどの
有名人、スポーツ選手が利用しているほか、CNN、New York Timesなど、メディアの速報サービスとして、またDellのように電子商取引へのゲートウェイとしての利用も始まっています。

一方、政治家がTwitterを活用する事例も米国や英国では盛んで、わが国でも徐々にTwitterを始める議員が出てきている状況です。そして、最近はイランにおける選挙結果への抗議運動にTwitterが使われているというニュースもあり、インターネットを介して連鎖しあう人々の「つぶやき」は政治的にも大きな意味を持ちうる事を示し
ています。

今回のワークショップでは、Twitterが政治の世界にもたらす可能性とその影響について、実際にTwitterを使っている橋本議員も迎えて議論していきます。


■参加申し込み
下記のサイト(下部)からお申込みください。
 http://www.glocom.ac.jp/2009/06/twitter.html

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2009.06.22

九州創発塾

8月7日・8日に佐賀で開催される「九州創発塾」というイベントに講師として参加することが決まりました。学会でもないし地域情報化系イベントともちょっと違う雰囲気なので、どんなことになるのか楽しみにしています。

まず、7日は茂木健一郎氏が司会のパネルディスカッションに出てお話しをします。全体的なテーマが「ソフトパワーで繋ぐ新しい九州~地域の技術・ブランドを武器に~」というものなので、そういう話題になるでしょう。いい機会なので一般論ではなく「九州のソフトパワー」についてネタを仕込んでいこうと考えています。

そして8日は分科会 「共有・共感・協働~ネットがはぐくむ地域力」で講師を務めます。7日の話題を引き継ぎながら、ネットと地域について幅広いお話ができるように準備していくつもりです。また、他の分科会がみんな「実地見学会」という楽しそうな企画をしているので、こちらも負けずに何か仕掛けを考えたいと思っています。

九州方面の方はぜひぜひご参加ください。


 ■九州創発塾  http://www.sohatsu.jp/

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2009.06.20

ソーシャルウェアに対する日米の扱いの違いに驚いた

出張から無事に帰ってきました。

これからその成果をまとめる作業を進めなければいけないのですが、その前に、今回の出張について何人かの方に速報的に送ったメールを転載しておきます。

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今回の出張で収穫はたくさんあったのですが、オバマ政権のIT政策全般について色々な方からお話をうかがっていて、当初の印象と全く違ったことがあります。それは、オバマ政権がブロードバンド、医療、環境といった個別分野と同等かそれ以上に「ITによる透明性の向上を通じた政策過程の変革」に本気で取り組んでいるということです。

オバマ政権になってVivek Kundraが連邦政府のCIOに任命されましたが、彼が中心となってまず着手した電子政府政策というのは、data.govというサイトを通じた政府保有データの包括的提供や、twitter、Facebook、 Youtube等を使って記者発表よりも早く国民に向けて直接一次情報を提供していくことです。これは政府の透明性を高め、国民に理解やアイディアを求めたり行動を促したりする政府へと連邦政府を転換させるのだという政権の姿勢を反映しています。

メルマガや動画などによる情報発信は日本の行政でも行われていますが、話題作りや試験的な取組み、あるいは広報手段として行われているという位置付けが否めません。しかしオバマ政権では、従来の政策過程を変えるための手段としてソーシャルウェア活用が位置付けられている、といえます。

それから既存のマスメディア業界も、ソーシャルウェアを日本より格段に大きく扱っています。テレビ番組や雑誌はtwitterやFacebook、Youtubeなどを連日取り上げていますし、番組作りなどに活用しています。イランの抗議デモが始まってからはさらにソーシャルウェアの影響力が頻繁に論じられています。日本で私は、マスメディアの方にSNSという言葉の意味から説明するよう求められて、「インターネット上に設けられた会員制の井戸端会議のような場所です」なんて言ったりしているレベルなののに、あちらではもちろんそんなものはすっ飛ばして、スマートモブズの意義とかをニュース番組の中で専門家(ラインゴールド氏)が解説したりしているわけです。ずいぶんと雰囲気が違います。

というように、私は米国でのソーシャルウェアの扱いが、「Web2.0は儲からない」し「SNS等の社会的な影響力も限定的である」、というような日本の閉塞したものとはだいぶ違うことにとても驚きました。そして、電子政府の分野でいずれアメリカが「破壊的イノベーション」を達成し、日本は遅ればせながらそれに追随することになるのではないか、などと予感しました。
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2009.06.17

米国出張 San Francisco編

Citizenspace
ニューヨークのNew Work Cityで紹介してもらったCitizen Spaceに来ています。ここでもCo-workingについてお話をうかがう予定。しかしアポイントをお願いしたHillaryさんが遅れているので無線LANを借りて時間を潰しています。

※追記
Cablecar2
サンフランシスコといえばケーブルカー。日曜日は仕事がなかったので、サンフランシスコ観光の足として使いました。

Cablecar
ケーブルカーで急な坂を下っていくところ。気もちがいい!

Clam
フィッシャーマンズワーフでクラムチャウダー(ベタですね)。パンとセットで食べると独特の酸味があります。

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米国出張 New York編

まだ米国にいます。サンフランシスコでの日程が後半に入り、帰国まであと3日となりました。おかげさまで相変わらず元気です。今日は先週後半を過ごしたNewYorkでの写真を何枚か。

Nwc

New Work CityというCo-Workingのためのスペースの写真。フリーランス・個人事業主のプログラマーなどがオフィスをシェアしている。単なる貸オフィスではなく、ソーシャルウェアを駆使してコラボレーションをしたり、様々なイベントを開催したりしている。

Grandcentral
グランドセントラル駅。大きな米国旗と空色の天井のコントラストがきれいだった。

Groundzero
グラウンド・ゼロ。まだ建物は立っていなかった。記念施設には、最終入場に数分遅れて入れず。周囲を歩いて消防士の追悼レリーフなどを見て帰ってきた。

Mc
マクドナルドで食べたハンバーガー。ダイエットコークの入れ物は大きく、ハンバーガーは小さかった。でも日本で食べるものよりも肉がおいしかった気がする。

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2009.06.15

米国出張 Washington D.C.編

米国出張に来ています。8日に日本を発ち、ワシントンDC→ニューヨーク→サンフランシスコと移動して19日に戻るという長旅でして、いまはサンフランシスコに滞在しています。今回の出張では体調を整えることにかなり注意を払っているおかげで、とても調子がよく、そのせいか内容的にも充実しています。

で、今日はワシントンDCでの写真を何枚か。

Dupont

デュポンサークル。滞在したホテルはHilton Washingtonというところで、このデュポンサークルからは少し離れるんだけど、今回のヒアリング先訪問や朝のジョギングなどで何回も通った場所。緑がきれいで、昼間はベンチにたくさんの人が腰かけている。いつも同じところにチェスをしている人たちがいる。

Brookings

ブルッキングス研究所。副所長のダレル・ウェスト氏にオバマ政権のIT政策やWeb2.0技術を使った政策過程の変革などについてお話をうかがった。個人的には、ブロードバンド、医療、環境などの各テーマにおけるIT政策よりも、政策過程へのIT利活用の話が興味深かったと思う。インターネットを使って国民の声や知恵を集めるということについて、僕は自分の研究テーマとしていながら半ばあきらめのようなものを持っていた。だが、米国政府が(試験的にというレベルではなく)本気で取り組んでいるということをうかがい、認識を改めなければいけないと感じた。(詳細はこれからまとめます)

※いま気づいたんだが、ダレル・ウェスト氏はクローズアップ現代で国谷さんのインタビューを受けていたらしい。
http://www.j-cast.com/tv/2009/01/23034103.html

Tabernadelalabardero

出張していると、食事をしながらヒアリングをする、という機会もたまにはあって、今回はTaberna del Alabarderoというスペイン料理店でランチをした。ここはスペインの首相なども訪れるという名店で、たしかにタパスやパエリアがとてもおいしかった。写真はデザートのソルベ。


そうそう。出張中のため休講にさせてもらったJJ大学の「情報リテラシー1a」の受講者のみなさんへ。いちはやく課題を提出してくれた皆さんの作品が内容的にもデザイン的にも素晴らしくて感動しています。ありがとう。

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2009.05.13

新聞にコメントが掲載されましたが、なんか色々おかしいという話

読売新聞福島版に「SNSで会津に人の輪」という、地域SNS会津Siconについての記事が掲載されました。私のコメントも掲載されています。会津Siconは先日、朝日新聞にも掲載されていましたから、知名度が上がってきましたね。応援している地域SNSが評価されるのは喜ばしいです。

SNSで会津に人の輪 勉強会、郷土料理店など成果 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090512-OYT8T01346.htm

しかし、自分のコメントの部分を見てびっくりしました。確か、突然電話がかかってきて話した内容だったと思うのですが、そんなこと言ったかなぁ、というのが正直な感想です。


 地域SNSの研究を行っている国際大学グローバルコミュニケーションセンター(東京都港区)の庄司昌彦研究員によると、全国に地域SNSは500程度あるが、ネットだけでなく、実際に会員同士が会って人の輪を広げている例は珍しいといい、「会津特有の地域性が成功の原因ではないか」とする。

>全国に地域SNSは500程度あるが、

調査に基づいて、私が把握しているのは404(あるいは「約400」)と言ったはずなんだけどなぁ。念のため「ただし数え切れていないものもあるので、たとえば500個とか、もっとたくさんあると思います。」というコメントをしたと思うので、そちらが採用されてしまったようです。

>ネットだけでなく、実際に会員同士が会って人の輪を広げている例は珍しいといい、

珍しくないです。これは言ってないんじゃないかなぁ。地域SNSには「オフライン志向がある」というのは当初からの私の持論ですし、メーリングリストでも掲示板でもmixiでも「オフ会」は行われてきたわけで、何がどう解釈されてこうなったのかわかりません。

>「会津特有の地域性が成功の原因ではないか」とする。

これも、記者さんの解釈が大いに入ってるんじゃないかなぁ。会津には会津大学というIT専門の大学があったり、会津若松市役所のユニークな取り組みとか、会津にはいろいろな取り組みがあって興味深い土地である、という話はしたかもしれません。ですが、こう書かれると、会津だけが独特で成功要因を持っているように読めます。私はそんなことは思っていません(というか、そこまで会津を知らない)。

こういうときって、どうすればいいんでしょうか。

いままでもこちらの意図と少し違うニュアンスでコメントが掲載されたことはありましたが、そういう時は、自分の話が下手だったんだろうという反省をしつつ特に何もアクションを起こしてきませんでした。しかし今回はその「ずれ」が大きいので困惑しています。まずは自分の考えを公表しておくべきだろうと思い、こうしてブログに書いてみました。


※※5月14日追記※※
読売新聞にメールしたところ、担当の記者の方から電話をいただきました。取材時のメモと私の認識を突き合わせて確認し、こちらの思う通りに伝わっていなかったということを確認することができました。したがって、あの記事の私のコメントは誤りであるということをここに明記します。なお、記事は数日でウェブ上から消えてしまうそうです(もったいない!)。

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2009.05.12

サービスの終了のしかた

のちの参考のために、最近相次いだCURURU、カフェスタ、Doblogのサービス終了の告知文を三つ掲載してみる。

CURURUは事務局の無念さや感謝、思い出などがストレートに伝わってくる文章だ。カフェスタも、話題になった「お金払って」の呼びかけにあったようにスタッフブログで運営側の思いを正直に語っていて共感を呼ぶ。Doblogは一部分だけを抜き出して批判されることが多いが、これまでの「お知らせ」を過去にさかのぼって読んでみると、ユーザーに謝っていることが多い印象。運営者としての喜びや感謝、楽しさなどの「思い」は語られていない。

ここには(善し悪しはともかく)、ユーザーとサービス提供者の関係を「横並び」にするのか「対面」にするのかというスタンスの違いがある。カフェスタやCURURUのようにサービス提供者が情に訴える、というのはスマートなやり方ではない。だが、ネットコミュニティのようなサービスは、ユーザーと運営者が持続的・長期的な関係の中で感情も共振させながら共に「場」を育てていくというところがあり、運営者はユーザーの仲間や同志のような存在であっても許されたり、むしろそうあることが求められたりする。致命的な失敗など運営者としての「弱さ」を見せても、誠実であれば信頼が損なわれずむしろ強化されることすらある。

一方、Doblogは、「ユーザーと共にある」というよりはサービス提供者、場の管理者としてユーザーに向き合おうとしていたといえるだろう。Doblogの場合、運営会社はこれから成長するベンチャー企業ではなく、成熟した、社会的な信頼の高い(ことが特に求められる)会社なので、弱さを見せたり情に訴えるような運営をされてもユーザーは戸惑うし、そもそもそんな運営姿勢は取りにくい。

あんなに謝っているのにDoblogの運営姿勢に共感を持ちにくいのは、そんな背景があるのではないか。外野からの勝手な解釈なので的外れかもしれないけど、そんなことを思った。

CURURU
http://www.cururu.jp/noticeread.nhn?nboardseq=733


いつもCURURUをご利用いただき、ありがとうございます。

この度、CURURU事務局は、CURURUをご利用いただいておりますお客様へ
お伝えしなければならないことがございます。

2005年6月にオープンし、2006年6月の大規模なリニューアルを経て、
今日までサービスを続けてきたCURURUですが、
2009年11月30日(月)をもちまして、サービスを終了することが決定いたしました。

CURURU事務局として、サービス終了のお知らせを出さなければならないことは誠に残念であり、
また、ご利用中のお客様に対して、大変申し訳なく思っております。

サービスの終了が決定するまでの過程の中で、
サービスの存続についてあらゆる手段や可能性を検討いたしましたが、
昨今の経済状況の低迷の中、弊社としましても事業の選択・集中を余儀なくされる状況にあり、
収益化していないCURURUの存続は難しいという結論に至りました。

サービスを運営してきた4年という時間の間、お客様からたくさんの叱咤激励をいただきました。
 ・くるるさんのおかげでいい友だちに巡り合えました。
 ・いつまでたってもβバージョンから更新されません。
 ・いつになったらグレードアップしていただけるんでしょうか?
 ・ミニメールや友達の更新などが携帯からでもわかりやすくなればいいなぁと思います。
 ・いつも楽しく友達と活動しています。
お客様からいただいた、お褒めの言葉やご意見・ご要望すべてに目をとおし、
真摯に受け止め励んで参りました。

サービスとして至らぬ点も多々あったと認識しております。
まだまだサービス改善の余地もたくさんあり、成長の可能性は多かったと思います。

しかし、そんな成長途中であるCURURUへ毎日ログインしてくださったこと。
ブログ投稿やサークル活動を通じて楽しんでくださったこと。
改善案や励ましのお言葉をCURURU事務局へ送ってくださったこと。
ご家族やご友人へCURURUを広めてくださったこと。

サービスをご利用していただいたすべてのお客様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

運営者として、そして一人のユーザーとして、お客様の活動をいつも見てきました。
ステキなアングルのフォトを、キレイな色使いのイラストを、独創的なクルルームを、
日々の日記やそのコメントでのやり取りを、オリジナル小説・漫画を、おいしそうなお弁当の写真を、
自慢のペットたちを、すべて見てきました。

たくさんの「うれしい」「楽しい」日々を、お客様と共に過ごさせていただきました。
また、サイトも運営をしている私たちも、サービスを通してお客様と一緒になって成長することができました。
本当にありがとうございました。

そのCURURUが、お客様と築いてきたこの4年間に終止符を打ちます。

サービス終了が決まり、悲しんでくださるお客様がいらっしゃるかと思います。
私どもと同じ気持ちで涙してくださるお客様もいらっしゃるのではないかと思います。
CURURUはサービスを終了いたしますが、いつかお客様同士で「そういえば、そんなサイトもあったよね」と
良き思い出として、お客様の記憶の片隅に残るようなサイトでありたいと願いつつ、
残りの月日も精進して参りたいと思います。

4年間、CURURUをご利用いただき本当にありがとうございました。
今後とも、NHN Japanをどうぞよろしくお願いいたします。

※サービス終了までのスケジュールやお客様のブログデータの移行につきましては、
別途お知らせを掲載いたしまたので、そちらをご覧ください。
⇒サービス終了までのスケジュール

カフェスタ
http://www.cafesta.com/etc/independentmenu/pop_news_read.jsp?category=1&seq=28114&cafesta_top=left_noti0$velocityCount

いつもカフェスタをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

多くの会員様のご支持をいただいたCafestaですが、この度諸般の事情により閉鎖させていただく運びとなりました。

つきましては、Cafestaサービスの終了と@games(アットゲームズ)(http://www.atgames.jp/)サービスへの移行のお知らせをさせていただきます。

スケジュールなど詳しい内容、最新の情報についてはこちらのページをご覧くださいませ。
http://www.cafesta.com/notice/close/


2009年6月2日以降に移行専用ページを設け、移行後は現在ご使用中のIDとパスワードのまま@games(アットゲームズ)のご利用が可能になります。
また自己紹介や日記のデータ・カフェ友リスト、またサークルのデータなど可能な限り@games(アットゲームズ)に移行いたします。

現在お持ちのカフェスタキャッシュについては@games(アットゲームズ)内通貨へ交換させていただきます。

また、カフェスタキャッシュでご購入頂いたアバター衣装や残っているガチャ回数券については@games(アットゲームズ)内で利用できる"セルフィ衣装交換券"を配布させていただきます。
(※2009年5月8日決済停止前までの購入データを基準に配布枚数はアットゲームズ側にて決定させていただきます。)
(※2009年6月2日以降に衣装交換券の配布枚数は決定させていただきます。)

カフェスタパスポート会員様は@games(アットゲームズ)ゴールドプレミア会員の設定となります。
(※ゴールドプレミア会員は移行から一ヶ月間有効となります。)

今まで長らくカフェスタのご利用ありがとうございました。
今後は@games(アットゲームズ)(http://www.atgames.jp/)で今まで以上にお楽しみ頂ければと思います。


▼詳細・最新情報について
http://www.cafesta.com/notice/close/

これまでのCafestaへのご愛顧に対しまして、
深く感謝するとともに心より御礼申し上げます。

カフェスタスタッフ一同

Doblog
http://www.doblog.com/weblog/portal.do?method=portal2


Doblog編集部です。

2009年2月8日の障害発生以来、皆様に御迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。障害発生の前日の2月7日のバックアップデータを用いてサービスを一時的に再開させて頂きます。

<サービス終了のお知らせ>
Doblogのサービスを、2009年5月30日(土)をもちまして終了いたします。なお、終了にあたり、ブログ移転先の周知等のためにサービスを一時的に再開いたします。

Doblogは、2009年2月8日(日)午前10時頃よりハードディスク故障のためにサービスが停止いたしました。
故障発生以降、情報(記事データ、画像データなど)の復旧と、復旧した情報をダウンロードできる環境の構築作業を実施してまいりました。

一連の復旧作業により、故障発生の前日である2月7日未明時点のバックアップデータが復旧いたしました。
2月7日未明以降のバックアップデータは存在していないため、復旧作業を終了いたしました。
試算では99%以上の情報は復旧できたものと考えておりますが、全ての情報の復旧には至りませんでした。
復旧させることができなかった情報を投稿されたユーザーの皆様、長きに渡るサービス停止によりご利用いただけなかったユーザーの皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

復旧作業の終了を受け、今後のDoblogについて検討した結果、Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、サービスを終了するという判断をいたしました。

<一時再開について>
サービス終了にあたり、本日より5月30日(土)までの間、ブログの移転先を周知していただくなどの利用のために、従来のDoblogとしてのサービス(書き込み・閲覧など)を再開いたします。
(ただし新規ユーザー登録、ホットリンク機能、メール投稿機能に関しましては、ご利用いただけません。以前のポータルはこちらになります。)

再発防止として、情報のバックアップ方式、及び故障検知機能についても社内の専門チームとの連携の上、見直しを行い強化いたしました。
再開と並行してこれまでご提供してきた記事・画像などのダウンロード機能も継続してご提供いたしますが、ダウンロードできる情報には再開後の情報は含まれません。
2009年2月7日までの記事に関しましてはダウンロードデータ(MTフォーマット)を順次ご提供させて頂く予定です。

サービスの終了および限定的なサービス再開のお知らせについては、ご登録いただいたユーザーの皆様へDoblog編集部よりメールにてお知らせいたします。

2003年11月4日より実験サービスとして開始したDoblogをご利用いただいたユーザーの皆様には感謝申し上げるとともに、故障発生以降、以前と同様のサービス再開を心待ちにされてきたユーザーの皆様のご期待に沿うことができず、また多大なるご迷惑をおかけしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

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«「情報通信政策──2010年代の輪郭」 『智場』113号を発行しました