2009.10.08

「ICT、社会変革、オープンなネット参加~オバマ政権の構想と日本の可能性~」

2005年以来、4年ぶりにGLOCOMが開催する大きなイベント「GLOCOMフォーラム」の告知です。

テーマは「ICT、社会変革、オープンなネット参加~オバマ政権の構想と日本の可能性~」です。私は今回、運営面の責任者を務めているので登壇はしませんが、6月の米国出張で見て感じた日本のネット利用に関する私の問題意識も反映されています。

残席がわずかとなってきました。
参加をご希望の方は公式サイトよりお申込みください。


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国際大学GLOCOM(グローバルコミュニケーションセンター:港区)は、来る10月20日(火)に青山ダイヤモンドホールにて「GLOCOMフォーラム2009」を開催いたします。ICTに関わる日米の経営者、研究者として第一線でご活躍の識者にお集まりいただき、日本が抱えるネット利用の課題について議論いたします。

  公式サイト:
  http://www.glocom.ac.jp/gforum/

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GLOCOMフォーラム2009

ICT、社会変革、オープンなネット参加
~オバマ政権の構想と日本の可能性~
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主催:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
後援:経済産業省、総務省(申請中)
協賛:オリックス株式会社、大日本印刷株式会社、東京電力株式会社、
   日本電信電話株式会社、パナソニック株式会社、
   株式会社みずほコーポレート銀行、株式会社リコー、ほか調整中(10月5日現在)
個人協賛:伊藤穰一
協力:株式会社富士通研究所
日時:2009年10月20日(火)13:30~17:30
会場:青山ダイヤモンドホール
東京都港区北青山3-6-8 (表参道駅:B5出口(銀座線・半蔵門線・千代田線))

参加費:無料
定員:合計250名(※応募多数の場合には抽選となります)

言語:日本語・英語(日英の同時通訳が付きます。)

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■開催趣旨■

情報通信技術(ICT)は、生産性の向上や国際競争力の強化をもたらし、社会や組織の変革の鍵になる可能性をもっている。

日本はブロードバンドインフラの面では世界最先端であり、娯楽性の高い優れたサービスがあるが、ビジネスや社会の大きな変革につながるようなICTの活用は進んでいない。本フォーラムでは、オバマ政権の大胆なICT活用や日本の先駆的なネット事業にヒントを得て、日本の組織・社会においてICTの可能性を引き出して国際競争力を高めるシナリオを探る。

米国に誕生したオバマ政権は、選挙戦のツールとして ICTを最大限に利用したことで知られるが、同時に、経済復興などの政策立案でも大胆にウェブを活用し、政策形成における透明性の向上や活発な市民参加に取り組んでいる。また、ネット上で専門家が交わすメディア産業やネット企業に関する議論は、報道などを経由しながら企業の経営判断を左右する影響力をもち始めている。

このように米国では、ネット上のオープンな議論やアイデアが経営や政策上の意思決定を直接左右するという構図が次第に成立しつつある。これは、米国に新しい競争力をもたらすものになるのだろうか。

翻って日本では、娯楽や生活のための優れたツールはあるものの、政治やビジネス分野でのインターネットが果たす役割は限られている。企業へのICTの導入には組織や業務の見直しと併せた実施が有効だが、日本はそのような取り組みが少ないとされる。インターネットを理解し、活用できることがキャリアや経営判断に役立つ度合い
や、社会的に評価される度合いも限られている。長期雇用の下では情報発信をするよりも社内での評判が重要になる、といった制度的要因、公の場での議論が必ずしも歓迎されない風土などもある。これらは、日本がこれからもICTの可能性を活かしきれないことを示唆しているのだろうか。

あるいは、日本独自のICT活用の可能性があるのだろうか。例えばICTでも対人コミュニケーションに関わらない交通システムや電力配送などの分野への活用による高度化も近年注目を浴びている。こうした分野での日本の成長を軸に日本の国際競争力の強化を狙えるだろうか。その実現のために、経営者やビジネスパーソン、市民や政府は何をするべきなのか。

本フォーラムではICTに関わる経営者、研究者として第一線で活躍している識者を招き、日本に必要なICT活用と、そのための制度・意識の変革の課題を論じる。
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■プログラム■

(開場13:00)

13:30 開会挨拶:
 宮原明(学校法人国際大学副理事長兼国際大学GLOCOM所長)

13:40~14:40 オープニング対談:
「オープンな議論、オープンなイノベーション、インターネットの役割」
 ケビン・ワーバック(ペンシルバニア大学ウォートンスクール助教授、国際大学GLOCOMフェロー)
 関口和一(日本経済新聞社編集局産業部編集委員兼論説委員、国際大学GLOCOM客員教授)

14:40~15:40講演:
 夏野剛(慶應義塾大学政策メディア研究科特別招聘教授)

(15:40~16:00 休憩)

16:00~17:30パネル討論:
「日本のICT活用のシナリオ:制度、組織、文化からの検討」
 ケビン・ワーバック(ペンシルバニア大学ウォートンスクール助教授、国際大学GLOCOMフェロー)
 夏野剛(慶應義塾大学政策メディア研究科特別招聘教授)
 津田大介(メディアジャーナリスト)
 石黒不二代(ネットイヤーグループ株式会社代表取締役社長兼CEO)
 木村忠正(東京大学大学院総合文化研究科准教授、国際大学GLOCOM客員研究員)

 司会:渡辺智暁(国際大学GLOCOM主任研究員)

17:30 閉会挨拶:
 小林陽太郎(学校法人国際大学理事長)

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■お問合わせ先■

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
GLOCOMフォーラム事務局 担当:上村、庄司、仁平

TEL:03-5411-6676
FAX:03-5412-7111
E-Mail:gforum2009[at]glocom.ac.jp

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2009.09.14

出羽の海部屋の朝稽古を見学

墨田区界隈の地域SNS「下町めぐり」さんの企画で、出羽の海部屋の朝稽古を見学する会に参加してきました。

朝の8時半に両国駅に集合し、点呼や説明があった後、5分ほど歩いて現地に到着。正面ではなく建物脇の入口から履物を脱いで入り、稽古場全体を見渡せる一段高い座敷に座りました。入るとすぐに鬢付油の香りが漂ってきました。

稽古場では10人ほどの若い力士達が、体に汗を光らせ、砂まみれになって稽古をしていました。勝ち抜き形式でぶつかりあう力士、四股を踏見続ける力士、柱に向かって黙々とテッポウを続ける力士。稽古場の空気は、ピンと張りつめていました。聞こえるのは、体と体がものすごい勢いでぶつかる音、寄り切られた力士の苦しそうなうめき声くらいです。その様子をじっと見つめている親方の背中も迫力がありました。

親方の一声で稽古が終わると、その空気が少し緩みました。こちらもふと我に返って時計を見ると、あっというまに1時間がたっていたと気づきました。とてもいい経験でした。

「下町めぐり」の出羽の海部屋のページ
http://machimegu.jp/spots/542

出羽の海部屋公式ホームページ
http://www.dewanoumi.com/

出羽海部屋公式ブログ
http://ameblo.jp/dewanoumi/

普天王関のブログ
http://ameblo.jp/futenou/

一緒に参加した小山 隆さんのブログ
http://apalog.com/street_research/archive/1111

写真1枚目は、出羽の海部屋の看板。堂々たる書体で好きです。2枚目は出羽の海部屋の正面入り口。見学者は脇の入口から入ります。3枚目は、帰りにみんなで食べた国技堂のおせんべいアイス入りクリームあんみつ。こまかく砕いたおせんべいのおかげでアイスが和風の味になっていて面白い。おいしかったです。


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2009.08.02

中国出張 (北京+)上海編

中国出張から帰ってきました。
おいしいものを食べすぎたせいかお腹を壊してしまい最後は大変でしたが、体調も戻りました。

北京での日程は最後が週末になったので明の十三陵と万里の長城へいきました。また上海では上海環球金融中心(上海ヒルズ)にも上りました。もちろん月曜日からはインタビューの仕事も順調にこなすことができました。

この出張では何度もtaobaoが話題になりました。このtaobaoに関するやりとりを反芻してみると、ウェブ上のサービスが「信頼」をいかに担保するのかが中国のインターネットサービスでは大きな関心事であるということが分かってきます。人口が多く流動的であり発展途上の中国社会は、商取引の契約や製品の原材料表示など、社会に対する「一般的な信頼」が低いため、相手の真正性を確認し、取引を確実に成立させるためにITを活用しようという意識が強いようです。これはとても興味深い、掘り下げ甲斐のあるテーマです。

以下、北京の週末と上海滞在中の写真をいくつか。
北京同様、ちゃんと仕事はしましたよ(笑)。

Min
明の十三陵に向かう神道。さまざまな動物や家臣の石像が800メートルにもわたって並んでいる。

Chojo
万里の長城は、夏休みということで満員電車並みの混雑。中国人観光ガイドと口論になったり、たくさん割り込まれたりぶつかったりで大変な目に遭いました。

Shanghai
上海環球金融中心(上海ヒルズ)最上階にある、世界で最も高い場所にある展望台からの眺め。

Cha
お土産を買いに行ったお茶屋さんで使われていた手の形をしたユニークな小物。

Sfp
上海ソフトウェアパークのビル。ここでOuku.com(欧酷网)というECサイトを展開している黄社長にお会いしました。米国で学びGoogleを経て中国で企業したという経験をお持ちの方で、米国と中国のIT企業ではビジネス慣習や経営者の考え方ががどう違うのかという話が非常に面白かったです。

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2009.07.26

中国出張 北京編

いま、出張で中国に来ています。
北京と上海で色々な方にお会いしてインタビューをするという仕事をしていて、北京での日程が終わったところです。

北京に来たのは3度目ですが、暑い季節は初めてです。火曜日から金曜日までは空が霞んでいることが多くすっきりしませんでしたが、週末はよく晴れて夏らしい空になりました。東京の夏の気候よりは少し乾燥していていて、少し日差しが強いように感じます。

仕事の日程は順調にこなしています。IT企業や研究機関などを訪問したほか、村上龍の「JMM」で連載をしているフリーランスライターのふるまいよしこさんと、社会学者の高原基彰さんともいろいろなお話をすることができました。お二人といろんな話をできたことが個人的には嬉しかったです。

そして今のところの収穫は、中国にはこちらが思い描くような「情報社会論」の研究はほとんどないということ、情報通信産業では激しい競争主義の民間ベンチャー企業に進む人がいる(これまでの2回の出張ではこちらに注目していた)一方で、国営企業や公務員を目指す安定志向の人たちが増えていること、などなど。

以下、北京滞在中の写真をいくつか。
基本的に仕事をしているときは写真を撮らないので、移動中や仕事の後に撮ったものです(ちゃんと仕事はしています!)。

Beijing1
鼓楼近くの胡同(路地)は伝統的な街並みが残っている。しかし、どこもかしこも工事中。

Beijing2
中年のおじさんには、上半身裸かシャツをまくり上げてお腹を出している人が多い。鼓楼近くにて。

Beijing3
后海のあたりの店は、おしゃれな土産物屋とカフェに変わっていた。2年前に行った時は古い店も残っていたんだが。

Beijing5
自転車タクシーは后海のような一部の観光地でしか見られないらしい。ただし后海では次から次へとものすごい台数が運転中。

Beijing4
后海。たくさんのボートが出ていた。中には泳いでいる人たちもいた。

Beijing6
旧正月に大火災があったCCTVのビル。左側のビルは使い物にならないのだけれども、壊すのも容易ではないらしい。

Beijing7
鬼街というグルメ街。食べ物がおいしくてついつい食べ過ぎになってしまうので困ります。

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2009.07.06

MIAU×GLOCOM 「情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの」

告知です。
GLOCOMでは、MIAUのご協力をいただき「情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの」と題する公開イベントを開催します。参加費は無料です。この問題にご関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしています。

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<国際大学GLOCOM公開コロキウムのご案内>
 
 国際大学グローバル・コミュニケーション・センターでは、情報通信政策および教育の観点から、青少年の携帯電話所持に関する規制・対策とその課題について、研究と議論を重ねておりますが、来る2009年7月13日・東京六本木にて、第2回公開コロキウムを開催いたします。
 今回は、MIAU(Movements for Internet ActiveUsers)インターネットユーザー協会として、インターネット社会のユーザーに求められる情報リテラシー向上活動を展開している小寺さん・中川さんにご講演いただき、携帯電話の規制ありかたと教育可能性の是非について議論いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。


■テーマ:情報社会時代のリテラシー教育が目指すもの
■講師:小寺信良(MIAU代表理事)、中川譲(MIAU理事)

■日時:2009年7月13日(月)午後1時30分~4時
■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・ センター
(東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
地図:http://www.glocom.ac.jp/access

■講師プロフィール:
 小寺信良(こでら・のぶよし)
MIAU代表理事。テレビ映像の編集者としてバラエティ、報道、コマーシャルなどを手がけた後、AV機器評論家、コラムニストなどの活動を行う。2007年に「MIAU」の立ち上げに参画、2009年より代表理事。
 
 中川譲(なかがわ・ゆずる)MIAU理事。イラストレーターやプログラマーなどを経て現職。東京大学院学際情報学府博士課程在籍中。情報社会論、コンテンツ政策史などを専門としながら、情報通信技術教育にも携わる。多摩大学情報社会学研究所リサーチアソシエイト。

■概要:
 青少年とネットについての問題意識は、昨今急速に携帯電話の問題へとシフトしてきた。パソコン以上にパーソナルなデバイスであるという特性が、ペアレンタルコントロールを難しくしているという側面も手伝って、そもそも子供に携帯電話を持たせないという活動に進展しつつある。文科省の学習指導要領では、小中高の各教科の中で情報リテラシに関して指導するよう求められている中で、規制と教育との板挟みにあった教員、保護者、子供たちは、高度情報化社会への方向性を見失いつつある。MIAUのリテラシー教育の取り組みは、理想化された子供
像にマナーを教え込む教育論ではなく、ネットワークの概念、人間の行動心理といった知識を子供たちが共有することで、各年齢層の子供達自身が自らのスケール感に合わせた自制・自浄作用が生まれることを目的としている。これまで我々が行なってきた調査を元に、携帯電話と情報リテラシー教育の方向性を試考する。

■参加 無料

■参加申し込み
下記URLより事前申し込みをお願いいたします。
http://www.glocom.ac.jp/2009/07/post_122.html

■定員 50名
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国際大学GLOCOM開催の研究会等の最新情報は国際大学GLOCOMのHPをご覧下さい。
http://www.glocom.ac.jp/
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2009.07.03

開催報告:Twitterと政治を考えるワークショップ

6月30日開催「Twitterと政治を考えるワークショップ」は、87名のご参加をいただきました。GLOCOMの歴代のイベントでも5本の指に入る来場者数だったようで、所内のみなさんにとても驚かれました。

短期間での企画・準備・参加者募集となったにもかかわらずご参加いただいた皆様、また講師・ゲストの皆様、運営を支えてくださった皆様、ありがとうございました。

当日の資料は山崎富美さんが下記で公開してくださっています。

# Twitter概要(山崎富美)
# Twitter×政治(庄司昌彦)
# イラン事例(山崎富美)
# 日本でのTwitterの活用実態(津田大介)

また当日の内容やメディア掲載情報、ブログ等での反応などについても、山崎富美さんのブログにまとめられています。ありがとうございます。

* Twitterと政治を考えるワークショップれぽ(fumi's blog)

ITmediaの記事はとても詳しいです。岡田さん、ありがとうございました。

* 「Twitterは政治や報道を変えるのか」ITmedia


地域SNSについての本を書いた時もそうでしたが、新しいサービスやツールを論じるときは、なるべく浮ついた議論にならないように、それ以前に登場したサービスやツールに関する議論をいったん踏まえたうえで、何が新しく何が特徴的であるのかという議論をするようにしています。したがってTwitter×政治についても、掲示板やブログ、SNS、携帯電話(SMS)等、これまでの技術やサービスを踏まえ、またそれらとともに論じられてきた「ITと政治」に関する議論を踏まえておく必要があるでしょう。

今回の私のプレゼンもいちおうそういうスタンスで作りました。でも準備期間が短く、これまでにTwitter関連でそういう文章や資料を作ったことがなかったので、非常に簡単なものになってしまいました。まあ、これから熟成していこうと思います。

それにしても、会場や#twpoを通じたコミュニケーションはとても熱気を帯びていました。社会や政治のことを考えて行こう、できることをしていこう、という「気持ちの共有」が広がったことが、このイベントの最大の驚きであり成果だったと言えるのではないかと思います。そして、もしかしたら「残念」ではない日本のネットの未来がこの先にあるのではないか、なんて思ったりもしました。

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2009.06.29

Twitterと政治を考えるワークショップ


「Twitterと政治を考えるワークショップ」というイベントを開催します。明日ということで大変急な話なのですが、ご都合の付く方はぜひおいでくださいませ。

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<「Twitterと政治を考えるワークショップ」のご案内>

米国オバマ政権は現在、「ITによる透明性の向上を通じた政策過程の変革」に集中的に取り組んでおり、twitterの活用はその中心的な話題のひとつとして位置付けられています。マスメディアを通さず直接的に、随時、国民に一次情報を提供していくことにより、政府の透明性を高め、国民に理解やアイディアを求めたり行動を促した
りする政府への転換が起こっているといえます。
一方、日本では、このようなソーシャルウェア(Twitter、ブログ、SNS等)が社会に与える影響は過小評価される傾向があります。

しかし日本でも政治状況が大きく動く可能性がある中、ソーシャルウェア活用への関心は高まっており、一部の先進的な議員や政党支部等が積極的な活用に乗り出しているところです。国内の政治状況が流動的になる前のこの時期にぜひ議論をしておきたいと考え、緊急開催とはなりますが本件を企画しました。皆様のご参加をお待ちしております。

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■テーマ:Twitterと政治を考えるワークショップ

■日時:2009年6月30日(火) 19.00~21.00
■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・ センター
(東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
地図:http://www.glocom.ac.jp/access

■参加費:無料

■司会:
庄司昌彦(国際大学GLOCOM 講師/主任研究員) http://twitter.com/mshouji
1976年東京都生まれ。情報社会学、政策過程論、電子政府・自治体、地域情報化、
ネットコミュニティなどの分野で調査研究に従事。

■モデレータ:
山崎富美(フリーの旅人、リサーチャー) http://twitter.com/fumi
NTT、インタースコープを経てデジタルガレージへ。テクノラティジャパンの立ち上げ・運営などの事業インキュベーション、クリエイティブコモンズなどの活動に携わる。2009年1月に独立。

津田大介(ジャーナリスト) http:// twitter.com/tsuda
1973年東京都生まれ。コンテンツビジネス周辺や著作権、IT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆している。

■ゲスト:
橋本岳(衆議院議員) http://twitter.com/ga9_h
1974年生まれ。岡山高校、慶應義塾大学、同大学院政策・メディア研究科を経て、
1998年三菱総合研究所入社。IT政策関連の調査、IPv6普及活動に携わる。2005年9月
の第44回衆議院総選挙で、比例中国ブロックより当選。

その他、著名ブロガー等、調整中。

■概要:
ユーザがそのとき感じた事を140文字以内で投稿するミニブログサービス「Twitter」は2008年から徐々に人気を博し始め、2009年に入り爆発的なユーザの伸びを見せています。流行の震源地である米国ではオバマ大統領(当時は大統領選挙候補者)をはじめ、オプラ・ウィンフリー、シャキール・オニール、ブリトニー・スピアーズなどの
有名人、スポーツ選手が利用しているほか、CNN、New York Timesなど、メディアの速報サービスとして、またDellのように電子商取引へのゲートウェイとしての利用も始まっています。

一方、政治家がTwitterを活用する事例も米国や英国では盛んで、わが国でも徐々にTwitterを始める議員が出てきている状況です。そして、最近はイランにおける選挙結果への抗議運動にTwitterが使われているというニュースもあり、インターネットを介して連鎖しあう人々の「つぶやき」は政治的にも大きな意味を持ちうる事を示し
ています。

今回のワークショップでは、Twitterが政治の世界にもたらす可能性とその影響について、実際にTwitterを使っている橋本議員も迎えて議論していきます。


■参加申し込み
下記のサイト(下部)からお申込みください。
 http://www.glocom.ac.jp/2009/06/twitter.html

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2009.06.22

九州創発塾

8月7日・8日に佐賀で開催される「九州創発塾」というイベントに講師として参加することが決まりました。学会でもないし地域情報化系イベントともちょっと違う雰囲気なので、どんなことになるのか楽しみにしています。

まず、7日は茂木健一郎氏が司会のパネルディスカッションに出てお話しをします。全体的なテーマが「ソフトパワーで繋ぐ新しい九州~地域の技術・ブランドを武器に~」というものなので、そういう話題になるでしょう。いい機会なので一般論ではなく「九州のソフトパワー」についてネタを仕込んでいこうと考えています。

そして8日は分科会 「共有・共感・協働~ネットがはぐくむ地域力」で講師を務めます。7日の話題を引き継ぎながら、ネットと地域について幅広いお話ができるように準備していくつもりです。また、他の分科会がみんな「実地見学会」という楽しそうな企画をしているので、こちらも負けずに何か仕掛けを考えたいと思っています。

九州方面の方はぜひぜひご参加ください。


 ■九州創発塾  http://www.sohatsu.jp/

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2009.06.20

ソーシャルウェアに対する日米の扱いの違いに驚いた

出張から無事に帰ってきました。

これからその成果をまとめる作業を進めなければいけないのですが、その前に、今回の出張について何人かの方に速報的に送ったメールを転載しておきます。

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今回の出張で収穫はたくさんあったのですが、オバマ政権のIT政策全般について色々な方からお話をうかがっていて、当初の印象と全く違ったことがあります。それは、オバマ政権がブロードバンド、医療、環境といった個別分野と同等かそれ以上に「ITによる透明性の向上を通じた政策過程の変革」に本気で取り組んでいるということです。

オバマ政権になってVivek Kundraが連邦政府のCIOに任命されましたが、彼が中心となってまず着手した電子政府政策というのは、data.govというサイトを通じた政府保有データの包括的提供や、twitter、Facebook、 Youtube等を使って記者発表よりも早く国民に向けて直接一次情報を提供していくことです。これは政府の透明性を高め、国民に理解やアイディアを求めたり行動を促したりする政府へと連邦政府を転換させるのだという政権の姿勢を反映しています。

メルマガや動画などによる情報発信は日本の行政でも行われていますが、話題作りや試験的な取組み、あるいは広報手段として行われているという位置付けが否めません。しかしオバマ政権では、従来の政策過程を変えるための手段としてソーシャルウェア活用が位置付けられている、といえます。

それから既存のマスメディア業界も、ソーシャルウェアを日本より格段に大きく扱っています。テレビ番組や雑誌はtwitterやFacebook、Youtubeなどを連日取り上げていますし、番組作りなどに活用しています。イランの抗議デモが始まってからはさらにソーシャルウェアの影響力が頻繁に論じられています。日本で私は、マスメディアの方にSNSという言葉の意味から説明するよう求められて、「インターネット上に設けられた会員制の井戸端会議のような場所です」なんて言ったりしているレベルなののに、あちらではもちろんそんなものはすっ飛ばして、スマートモブズの意義とかをニュース番組の中で専門家(ラインゴールド氏)が解説したりしているわけです。ずいぶんと雰囲気が違います。

というように、私は米国でのソーシャルウェアの扱いが、「Web2.0は儲からない」し「SNS等の社会的な影響力も限定的である」、というような日本の閉塞したものとはだいぶ違うことにとても驚きました。そして、電子政府の分野でいずれアメリカが「破壊的イノベーション」を達成し、日本は遅ればせながらそれに追随することになるのではないか、などと予感しました。
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2009.06.17

米国出張 San Francisco編

Citizenspace
ニューヨークのNew Work Cityで紹介してもらったCitizen Spaceに来ています。ここでもCo-workingについてお話をうかがう予定。しかしアポイントをお願いしたHillaryさんが遅れているので無線LANを借りて時間を潰しています。

※追記
Cablecar2
サンフランシスコといえばケーブルカー。日曜日は仕事がなかったので、サンフランシスコ観光の足として使いました。

Cablecar
ケーブルカーで急な坂を下っていくところ。気もちがいい!

Clam
フィッシャーマンズワーフでクラムチャウダー(ベタですね)。パンとセットで食べると独特の酸味があります。

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